【札幌ベルエポック美容専門学校】“トレンドゼミ”を開催―ヘアメイク事務所 B☆Sideのトッププロから直接教わりました!

【札幌ベルエポック美容専門学校】“トレンドゼミ”を開催―ヘアメイク事務所 B☆Sideのトッププロから直接教わりました!

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 6月17日(火)と18日(水)の2日間、札幌ベルエポック美容専門学校ではヘアメイク科1年生を対象としたスペシャルゼミ “トレンドゼミ”を開催しました。このゼミは、美容業界の最前線で活躍するトッププロから直接教わる特別なプログラムです。講師として、テレビ番組・CM・広告・雑誌などのヘアメイクを行うヘアメイク事務所”B☆side”から、代表の佐藤直雅さんと、当校を卒業後”B☆side”でヘアメイクとして活動中の「かな」さん、「さくら」さんの3名に来校していただきました。

卒業生のかなさん、さくらさんによるデモンストレーション

 1日目は座学中心の授業。佐藤直雅さんからヘアメイクの基本的な知識や撮影の仕組み、ヘアメイクとして活動する上での心構えなどを幅広く学びました。

ヘアメイク事務所”B☆side”代表の佐藤直雅さんと
ヘアメイク科1年生
座学ではヘアメイクの基本知識を学びました

 2日目は「かな」さん、「さくら」さんによるデモンストレーションの後、実際の現場に出るために必要な動作を実践練習。在校生は初めて使う知識や技術に目を輝かせながら、熱心に学ぶ姿勢を見せていました。

習った技術を早速実践!
技術練習の後はフィードバック

 ヘアメイクのキャリアは、ヘアメイクアシスタントからスタートします。今回のゼミでアシスタントの基礎を勉強した後、ヘアメイク科1年生は本格的にヘアメイクアシスタントとして現場実習を行うプログラム「アシスタントプログラム」に出向くこととなります。学生たちはゼミを通して学んだ知識や技術を活かし、これから多くの現場で経験を積むことで、卒業後は業界の即戦力となる人材へと成長していきます。

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【札幌ベルエポック製菓調理専門学校】テレビ番組「土曜日のワンラブ!」に学生が出演!―即興の料理でアイドルをサポートしました

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 札幌ベルエポック製菓調理専門学校 調理師科の2年生3名が、今年の4月から放送を開始したHBC北海道放送のテレビ番組「土曜日のワンラブ!」に出演しました。   
 この番組では、北海道を拠点に活動するアイドルグループ「One of one love」(通称ワンラブ)のメンバーが様々な企画に挑戦していきます。今回は料理対決というテーマで、各チームに学生たちがサポートとして参加。メンバーと一緒に番組を盛り上げました。

料理を即興で考え、アイドルをサポートしました

 料理対決で使う食材は全てくじ引きで決めていきます。食材の中には、卵やネギなど料理に適しているものもあれば、納豆、小豆、ポテトチップスなど工夫が必要な材料も。学生たちはワンラブのメンバーのサポートとして即興でメニューを考え、一緒に全力で料理を作っていきました。ワンラブの皆さんは明るく親しみやすい方ばかり。学生ともすぐに打ち解け、撮影の雰囲気は和気あいあいとしていて、活気に満ちていました。

番組に出演した学生たち
料理対決の様子
収録を終えて全員で記念写真をパチリ
テレビ番組「土曜日のワンラブ!」

 学生たちは番組づくりに楽しみながら取り組み、達成感を得た一方で、「もう少し工夫できたらよかった」など反省の声もありました。私たち教職員としては、くじ引きで当たった食材を使って即興で料理をするという、知識やアイデアの引き出しがないとできないような企画をやり遂げた学生たちの姿をとても頼もしく感じました。これからも様々なことに挑戦してほしいと考えています。

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「絵師100人展 大阪・関西万博篇」開幕―若き“絵師”が世界デビュー!学生作品30点が展示されました

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 6月11日(水)、大阪・関西万博で、ポップカルチャーの第一線で活躍する人気イラストレーターの作品を紹介する特別展「絵師100人展 大阪・関西万博篇」が始まりました。このジャンルで活躍する作家は江戸時代の浮世絵師にならって“絵師”といわれています。著名な作家たちの作品とは別に、滋慶学園やその姉妹校の専門学校でイラストやキャラクター制作などを学ぶ学生の作品30点の展示コーナーもあり、若き“絵師”たちが万博で世界デビューを果たしました! 特別展は6月17日(火)まで、万博会場のギャラリーWESTで開催されます。

作品名「クレープ」(ペンネーム・ふくお)
作品名「小江戸散策」(ペンネーム・ゆきんこ)

※いずれも東京コミュニケーションアート専門学校の学生作品

現代の“絵師”の作品に海外からの来場者も注目!

 オープン初日、あいにくの雨にもかかわらず、大勢のファンが会場を訪れました。イラストレーターの藤ちょこさんやふーみさんらが、万博のために描き下ろした大きな作品に人気が集中。海外からの観光客や修学旅行で万博に来た中学・高校の生徒たちの姿もあり、熱心に鑑賞していました。

 第2会場となる学生作品の展示コーナーでは壁一面に30点の作品が飾られました。作品のキャプションに作品名や作者のペンネームがついていて、QRコードを読み取ると、自己紹介や学生の他の作品が確認できます。福岡デザイン&テクノロジー専門学校では、コミックイラスト&マンガ専攻の4人の学生が出品し、教員らとともに見学に訪れていました。出品した学生の一人は「自分の作品が万博で展示されとても嬉しい。将来は『絵師100人展』の本展に出品できるようになりたい!」と、イラストレーターになる夢を語っていました。

大勢の客でにぎわう学生展示コーナー

 今回の「絵師100人展 大阪・関西万博篇」に合わせて、本学園および姉妹校では文化・教養系の専門学校11校の学生たちが2月下旬から作品制作に取り組みました。コミックイラストやマンガ、キャラクターデザインなどを専攻する学生たちで、各校の学内選抜によって優秀作品113点を集約。全国審査を経て4月下旬に展示作品として30点を選出し、さらにブラッシュアップしました。

 学生作品のとりまとめを担当した本学園の文化・教養系専門学校のデビューセンター長、和田聡先生(仙台デザイン&テクノロジー専門学校)は「春休み中の告知・募集にもかかわらず、多くの学生から熱意あふれる作品が寄せられました。全国審査に進んだ各校の作品113点の中から、各校の講師陣による厳正な最終審査で展示作品を選びました。描画力や完成度の高さはもちろん、学生一人ひとりの独創性が光る作品が揃っています」と、万博でレベルの高い作品を展示できたことに満足している様子でした。

滋慶学園と姉妹校の学生の作品
審査で選出された30点の作品が飾られました

 さらに「この展覧会を通じて、これからプロのイラストレーターやアーティストとして羽ばたいていく学生たちの作品が、世界に向けた発信の第一歩となって多くの方々の目に触れ、関心を持っていただける機会となれば幸いです」と話していました。

クールジャパンを象徴 「絵師100人展 15 大阪展」は9月にATCで開催
学生作品の展示も

 「絵師100人展」はアニメやゲーム、マンガ、ライトノベルなどの分野で活躍する現代の“絵師”たちの描き下ろしの作品を一堂に紹介する展覧会です。2011年の東日本大震災直後に東京・秋葉原で第1回の展覧会が開かれました。以来、毎年開催され、京都、名古屋、岡山、金沢、福岡などの地方開催のほか台湾、ベトナムにも巡回。これまで90万人以上を動員しており、「クールジャパン」を象徴するコンテンツの一つとなっています。

「絵師100人展 大阪・関西万博篇」の会場
2011年に始まった15回の展覧会を
すべて紹介する屏風

 今回の特別展では【日本の文様】というテーマが設定され、9人の作家が描き下ろしました。人気イラストレーターの藤ちょこさんは、明治時代の万国博覧会で世界を魅了した七宝焼きをテーマに「七宝花鳥美人図花瓶」を制作。ふーみさんの作品は花柄の着物やひもが広がり、金魚や梅、蝶などの模様を配した「吉祥文様、願いを抱いて」を出品しました。

【日本の文様】をテーマにした特別展会場
海外からの観光客も熱心に鑑賞していました

 特別展修了後は、9月13日(土)~9月21日(日)の日程で、「絵師100人展 15 大阪展」がアジア・太平洋トレードセンター(ATC)特設会場で開催され、OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校、大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校など学生の作品コーナーも設けられます。

※メーン会場内の写真はすべて特別の許可の下で撮影

特別展に出品したのは、下記の専門学校8校の学生作品です。
・東京コミュニケーションアート専門学校
・仙台デザイン&テクノロジー専門学校
・福岡デザイン&テクノロジー専門学校
・OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校
・札幌デザイン&テクノロジー専門学校
・東京デザインテクノロジーセンター専門学校
・京都デザイン&テクノロジー専門学校
・名古屋デザイン&テクノロジー専門学校

【札幌ベルエポック製菓調理専門学校】在校生4名が入賞!―北海道洋菓子作品コンテストに出品しました

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 札幌ベルエポック製菓調理専門学校の学生が、一般社団法人北海道洋菓子協会が主催する洋菓子の大会「2025北海道洋菓子作品コンテスト」に出場し、見事4名が入賞を果たしました。

入賞を果たした在校生4名と北海道洋菓子協会会長

 このコンテストはプロから学生までエントリーすることができ、様々な洋菓子が出品されます。今回、本校の学生たちはマジパン部門とロールケーキ部門に参加をしました。

 ロールケーキ部門は今年から初めて取り組まれたコンテストということもあり、学生たちも張り切っていましたが、残念ながら入賞者はいませんでした。その一方で、マジパン部門ではデコレーション部門で銀賞1名、モデリング部門で銅賞1名、小樽洋菓子協会会長賞1名、釧路洋菓子協会会長賞1名の計4名が入賞しました!

デコレーション部門銀賞作品
釧路洋菓子協会会長賞
マジパン作品と向き合う学生
ロールケーキ作品と向き合う学生

 放課後や休日も作品と向き合う学生たちの姿勢は素晴らしく、真剣に取り組む姿に強く心を打たれました。今後の授業や実習、卒業後の就職先でも、この技術を活かし、活躍してくれることを期待しています。

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【北海道ハイテクノロジー専門学校】挑戦する姿、支える力―学生が「Red Bull 400」に選手&支援スタッフとして参加しました!

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 5月17日(土)、北海道ハイテクノロジー専門学校の学生たちが、札幌・大倉山ジャンプ競技場で開催された世界屈指のヒルクライムレース「Red Bull 400」の「学生リレー部門」に出場しました。また、イベントを支えるボランティアとして、救急救命士学科の学生が救護・救助隊に、鍼灸・柔道整復学科の学生がコンディショニングブースに、ITメディア学科ドローン専攻の学生が空撮部隊に、それぞれ参加しました。

「Red Bull 400」に参加した学生の皆さん

 「Red Bull 400」は、全長400メートル、最大斜度37度のジャンプ競技場を駆け上がる、世界で最も過酷なヒルクライムレースです。オーストリアで始まったこのレースは、現在では世界各国で開催されており、日本では札幌の大倉山ジャンプ競技場が舞台となっています。一般のランナーからプロアスリートまで幅広い層が出場し、チームリレー部門や学生リレー部門も設けられるなど、若い世代の挑戦の場としても注目を集めています。  
 午後からの学生リレー部門には、本校の学生チームが選手として出場しました。小雨により足元が滑りやすいコンディションの中、最大斜度37度の急斜面を力強く駆け上がり、見事にゴール!

出場選手として過酷なレースを見事完走した学生
救急救命士学科の学生は救護・救助スタッフとして活躍

 イベントを裏方で支えた学生たちも大活躍でした。救急救命士学科の学生は「救助隊」として安全面でサポート。転倒した選手や体調不良の選手などへの初期対応を行い、プロのスタッフと連携しながら迅速な動きを見せていました。学生からは「現場での判断や対応力が本当に試されました」「緊張感のある環境が、実際の仕事をよりリアルに感じさせてくれました」といった声が聞かれました。まさに“実践の学び”の真っ只中で堂々と活躍する学生たちの姿が印象的でした。 
 スポーツ鍼灸アナリスト学科と柔道整復学科の学生は、出場選手に向けた「コンディショニングブース」を開設。ストレッチや筋肉の調整、テーピング、軽度の施術などを提供し、選手のパフォーマンス向上とケガの予防に貢献しました。こうしたサポートの積み重ねが、選手たちのパフォーマンスを最大限に引き出していると確信しています。
 そして今回、新たな取り組みを行ったのがITメディア学科でドローンを学ぶ学生たちです。彼らは空撮部隊として、ジャンプ台全体の俯瞰映像を撮影するだけでなく全ヒートを記録しながら転倒やリタイヤした選手を上空からサポート。地上の運営本部や救護室に有用なドローン映像をリアルタイムで提供しました。映像制作や空撮技術を学ぶ学生たちにとって、実際の大型イベントの場で全ヒートの空撮を通して救護と連携するという初めての試みは貴重な経験となりました。

一般選手へのコンディショニングの様子
会場でドローンを操縦する学生

 本校では教室内での知識習得だけでなく、実践の場で深める学びを大切にしています。今回の「Red Bull 400」で、選手として出場した学生は極限の傾斜に挑み、自身の限界に挑戦する姿を見せてくれました。一方、救急救命士学科の学生は救助隊として安全面を支え、鍼灸・柔整の学生はコンディショニングで選手の身体をケアし、ITメディア学科ドローン専攻の学生は映像記録という形で大会に貢献。それぞれが自分の専門性を発揮し、役割を果たしました。挑戦する側も、支える側も、全員が本物の現場で力を試し、課題と向き合い、成長につなげる。このような経験の積み重ねこそが、自信と実力を育む糧となり、将来の道を切り拓く原動力となっていきます。

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【東京ベルエポック製菓調理専門学校】寺嶋シェフによる特別実習―ヒルトン沖縄宮古島リゾートとの産学連携教育を行いました!

ニュース 産学連携

 5月12日(月)、東京ベルエポック製菓調理専門学校ではパティシエ・調理師Wライセンス科3年生を対象に、ヒルトン沖縄宮古島リゾートとのコラボレーションで特別実習を行いました。特別講師としてお招きしたのは、同ホテル総料理長の寺嶋誠一郎シェフ。寺嶋シェフによる婚礼料理 計2品「鮪のタルタル シャルロット仕立て」と「真鯛のムニエル アーサのバターソース セロリラブの香り」のデモンストレーションの後、学生たちが一流のプロの技に挑戦しました。

婚礼料理「鮪のタルタル シャルロット仕立て」
学生に調理法を指導する寺嶋シェフ

 同ホテルは、みやこサンセットビーチに隣接し、世界に誇る宮古ブルーの海や感動的なサンセット、伊良部大橋の絶景を望むロケーションが特色です。また、島の恵みを存分に活かした料理や国際色豊かな料理を提供している魅力的なホテルです。これまでも特別実習・インターンシップなど産学連携教育を行っていただいおり、2024年度にはパティシエ・調理師Wライセンス科の長期インターンシップで実習に行った学生もいます。

デモンストレーションをする寺嶋シェフ
調理師としての働き方や
沖縄リゾートについてもレクチャー

 特別実習では婚礼料理の調理技術だけではなく、「調理師としての働き方について」「沖縄リゾートで働くことについて」といった寺嶋シェフならではの貴重なお話を聞くことができ、就職に向けて自分自身の進路を見定めるきっかけにもなりました。後期の「ウェディングコースプログラム」では、クラス全体で、ウェディングコース料理の考案・作成、披露宴の運営を行います。今回の特別実習で得たウェディングコース料理の技術・知識をもとに後期にむけて取り組んで参ります。

婚礼料理の「真鯛のムニエル アーサのバターソース セロリラブの香り」

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【北海道ハイテクノロジー専門学校】 アイデアをカタチに―学生の挑戦を応援する体験プログラム「起業塾」が開講しました!

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 2月26日(水)、北海道ハイテクノロジー専門学校は在校生と教員による「ハイテク起業塾」を開講しました。この起業塾は、活発なディスカッションや実践的なワークショップを通じて、社会で役立つスキルを身につけるための体験プログラムです。学生たちは、日常で感じる「もっとこうなったらいいな」という想いを起点に、サービスや商品として形にする方法(ビジネスプラン)を学び、その想いをわかりやすく魅力的に伝えるためのプレゼンテーション能力を磨きました。現役の起業家による体験談の紹介やアドバイスもあり、“未来の起業家”たちの熱意溢れる一日となりました。

学生たちの熱意がぶつかり、活気に満ちた学びの場となった 「起業塾」

 この日の起業塾では、ある学科の学生たちが、自分たちの専門知識や日頃の学びを活かした、ユニークなビジネスプランを発表。その後、学生同士による活発な質疑応答が行われ、お互いのプランをより良くするための建設的な意見が飛び交いました。その真剣な眼差しからは、自分たちのアイデアを実現させたいという強い意志が感じられました。よく練られたプランもあり、学生たちの成長と可能性に目を見張りました。
 起業塾では、外部で活躍されている現役の起業家や専門家の方々にも講師としてご協力いただいております。経験豊富な講師からのリアルな経験談やアドバイスは、学生たちにとって貴重な学びとなりました。先生方にはお忙しいにもかかわらず、未来を担う学生たちのためにご協力いただき心より感謝申し上げます。

 本校では、「起業塾」のような実践的な取り組みを通して、学生たちが目まぐるしく変化する現代社会の中でも主体的に活躍するための力を育むことを目指しています。自らアイデアを生み出し、それを具体的な計画へと落とし込み、仲間と協力しながら一歩ずつ形にしていく。そして、そのプロセスの中で、時に失敗や試行錯誤を繰り返しながらも挑戦を続けることで、学生たちは確実に成長していきます。
 こうした経験は、単なる知識の習得にとどまらず、自分自身の可能性を信じ、自信を持って未来へ踏み出す力へとつながっていきます。私たちは、学生たちがそれぞれの夢や目標に向けて力強く羽ばたいてくれることを、心から願っています。

学生たちの起業家精神を刺激し、実践的な学びを提供するプログラム

 

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【東洋言語学院】今年も新田フェスティバルに参加―多文化共生の実現に向けて地域とのつながりを深めました!

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 5月25日(日)、東洋言語学院本校舎近くの新田6号公園周辺で東京都江戸川区などが主催する「葛西『四季の道』・新田地域ふれあいフェスティバル」が開かれ、本校の職員・学生が参加しました。このフェスティバルは葛西地区最大級の地域イベントであり、本校を地域の方々に理解していただく大切な機会として、毎年参加しています。今年は模擬店でのポップコーン販売、校内ツアー、日本語教師体験や学生による言語教室などを実施しました。

ポップコーン売り場で心を込めて接客する学生たち

 外国人留学生の在校生を通じて東洋言語学院を地域の方に知っていただくことは、国が推し進める多文化共生社会の実現への第一歩になると考えています。令和5年に法務省が実施した「外国人との共生に関する意識調査」によれば、共生について「賛成」「反対」がほぼ同割合である一方、「様子を見ている」人たちが40%もいます。本学園の理念の一つである「地域からの信頼」は、まさに新しい意味を持ったキーワードとして浮かび上がってきています。

ポップコーンの味の調整も、学生たちが話し合いながら決めました!

 「初めて会う日本の人にはなんて話しかければいいんだろう?」「どんな服装が失礼じゃないんだろう?」…。学生たちは意見を出し合いながら「新田フェスティバル・ルール5箇条」を自主的に作成し、準備を進めました。そしてフェスティバル当日。留学生たちは自分たちを理解してもらうために、ポップコーン販売など4つのプログラムを通じて地域の方々とおしゃべりをして、自分たちの今の想いを来場者に伝えるという“裏ミッション”を遂行していきました。

大人にもお子さんにも大人気!
今日は学生が先生になって言語を教えます。
学校の中をご案内。
おもてなしの行動や言葉を繰り返し練習しました

 その結果、過去最多の118名もの地域の方々が本校を訪れ、アンケートには「学生の姿勢が前向きで好印象だった」「段差を気遣う一言が嬉しかった」「自分の息子も同じ感じです」というような温かいコメントが数多く寄せられました。さらに、来場者の約8割の方は、本校が同じ地域にあることを認識し興味を持ってくださっていたこともわかりました。

 私たちが考えていたよりもずっと地域の方に目を向けていただけていることを心に留めながら、今後も地域とのつながりを大切にし、信頼される学校として、多文化共生社会の実現に向けた人材育成と地域への貢献に力を注いでまいります。

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合同入学式を挙行―両国国技館で夢への第一歩を踏み出しました!

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 4月11日(金)両国国技館(東京都墨田区)で2025年度合同入学式が挙行されました。この入学式は、学校法人滋慶学園が東京地区に設置する7校と、学校法人東京滋慶学園の東京・埼玉・神奈川地区の9校が合同で開催しました。3181名の新入生が、医療・福祉保育・スポーツ・バイオ・美容・食・ウェディング・IT/WEBなど、さまざまな分野のプロフェッショナルを目指し、晴れて入学の門出を迎えました。

新入生で埋め尽くされた会場。どの顔も希望に満ちあふれていました

 入学式は、新入生の夢への第一歩、“最初の授業”です。前半は、学園の紹介や業界の方からいただいたお祝いのメッセージを披露。16校を代表して新東京歯科技工士学校・新東京歯科衛生士学校の宮﨑隆学校長が式辞を述べ、本学園の浮舟邦彦理事長からは、新入生に向けて温かな激励と、「信頼される職業人」への成長を求める力強いメッセージが贈られました。学生生活を支える様々なシステムや、産学連携教育、国際提携先からのメッセージも紹介されました。
 後半は、在校生による分野別プレゼンテーションと新入生の宣誓です。医療・福祉保育・スポーツ・バイオ・美容・食・ウェディング・IT/WEBの分野別プレゼンテーションでは、各専門分野の在校生が登壇し、実習授業や学びの一端を披露しました。どのステージも、現場に近い実践的な内容で、新入生にとって「目指す未来の姿」を明確にする感動の時間となりました。

スポーツ分野のプレゼン。
競泳の渡部選手と講師の先生、在校生がエールおくりました
新入生のスマ-トフォンが連動し、
会場を彩りました

◆オープニング
 司会の東京ウェディング・ホテル専門学校の在校生が登壇し、在校生によるプレゼンテーションがスタート。オープニングは葛西地区の専門学校で集まって活動しているダンスサークルの在校生たちが圧巻のパフォーマンスで会場を盛り上げました。

◆医療分野
 医療分野のプレゼンテーションでは、患者様対応や処置の演習を再現。現場に即したリアルな実習風景は、新入生に「人の健康を支える仕事」の意義と責任を印象づけました。
 新東京歯科衛生士学校の在校生は実際に使用するスケーラーを手に歯石除去の実習を紹介。「マネキンでの練習を繰り返し、患者さんに自信をもって対応できるように」と語りました。
 日本医歯薬専門学校の在校生は、視力検査で用いる「レフラクトメーター」について紹介。実際の気球画像を見せながら、視力や眼鏡の度数測定の重要性をわかりやすく伝えました。
 東京医薬看護専門学校の在校生は、発音の誤りを評価・訓練する授業を披露。子ども役とのやり取りの実演では、視覚的支援やシールでモチベーションを向上させるなど、子どもたちに寄り沿った工夫が施されていることが印象的でした。
 最後は、心筋梗塞を想定した救急救命活動のシミュレーション実演が行われ、ECMOや人工呼吸器などの操作にあたる様子を再現。臨場感あふれる演出で技術力と冷静な判断力が求められる職種であることが示されました。

◆スポーツ分野
 スポーツ分野は、新入生参加型のエクササイズを実施。アスリートサポートの実習紹介では、「健康を支えるスポーツの学び」の深さを伝えました。
 東京スポーツ・レクリエーション専門学校の学生たちは、ボクシングを応用したエクササイズを披露。新入生も立ち上がってジャブ・クロス・アッパーといった動作を体験し、会場は一体感に包まれました。
 スポーツトレーナー科の実演では、足首・膝のテーピング、アイシングの手技を紹介。「怪我の予防や回復を支える縁の下の力持ち」として、選手に寄り添う姿勢と専門性の高さが強調されました。
 最後に、競泳元日本代表・渡部香生子さんと、東京メディカル・スポーツ専門学校の講師で理学療法士でもあるトレーナー・及川広太先生が登場。一流のアスリートが世界の舞台で活躍する裏には、たくさんの支えがあることが語られ、プロを目指す新入生にとって大きな励みとなりました。

◆バイオ分野
 東京バイオテクノロジー専門学校の在校生が、「ある物」の商品開発に関わる実験をステージ上で披露。食品や医薬品、化粧品の開発に欠かせないバイオ技術の魅力をわかりやすく紹介しました。
 登壇した学生は「微生物の培養」や「光るDNA」を紹介。「見た目も機能も楽しい食品開発」を目指す中で、毎日できることが増えていく喜びを活き活きと語りました。桜の花から微生物を探し、顕微鏡で観察する様子や、DNAを蛍光で可視化した実験結果が大型スクリーンに映し出され、科学の可能性とビジュアル的な美しさが会場の新入生を魅了しました。
 最後はルミノール反応の実験。新入生全員に体験してもらうためにコンサート会場でよく見かけるケミカルライトを用意し、「せーの」の合図でスティックをポキッと折ると、会場中が黄色い光で埋め尽くされました。

◆福祉分野
 東京福祉専門学校・埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校の学生は、体験現場で関わっている子どもたち、のびのび福祉会・さざなみ会の皆さんと一緒に「ひまわり」を歌って入学を祝福。これに対し新入生がケミカルライトを振って応え、歌を盛り上げました。
 また、笑顔で子どもと関わる様子や、高齢者との会話を大切にする姿がスクリーンに映し出されました。「知識や技術だけでなく、信頼関係が支援の基礎になる」との印象的な言葉によって、温もりのある関わりの大切さが伝えられました。

◆IT・WEB分野
 さいたまIT・WEB専門学校の在校生は、自分たちで開発したインタラクティブ演出システム「LiveFX」を紹介。「LiveFX」とはスマートフォンと連動する演出システムで、新入生全員が事前に配布されたQRコードを自分のスマートフォンで読み取り連動させました。会場を埋め尽くした新入生のスマートフォンの音楽や照明が、リアルタイムで一斉に変化する様子は圧巻。最先端のテクノロジーが「体験型演出」へと昇華していることを視覚的に示しました。学生たちは「デザインだけでなく、社会の課題解決につながる提案力も養っています」と話し、生成AIやプログラミングを活かした新しい表現で、テクノロジーが未来を切り拓く力となることを実感させてくれました。

◆食分野
 学生たちが壇上で製菓を実演。個人実習や放課後の練習によって技術を磨き、「おいしさ」を届ける喜びを共有しました。
 赤堀製菓専門学校の学生たちは、実際に販売実習で行っているショートケーキ作りをライブで実演。東京ベルエポック製菓調理専門学校の学生たちは、コンテストも行われているバリスタの基本的な技術「ラテアート」を披露しました。埼玉福祉医療保育製菓調理専門学校の学生たちは、卒業制作について紹介。『SDGs×地産地消』というテーマで、チーム全員で協力しながらコース料理を完成させました。
 最後は、サプライズゲストとしてオムライスで有名な「たいめいけん」の茂出木シェフに登場いただき、お祝いの言葉も送られました。

◆ウエディング分野
 東京ウェディング・ホテル専門学校のウェディングプランナー・ドレススタイリスト・ブライダルフラワー&コーディネートを目指す在校生がステージに立ち、「夢に向かって走っている途中」のリアルな想いを語り、新入生に「共に夢を実現しよう」とエールを送りました。
 学生たちは自身の夢を語りながら、実際の結婚式を再現。 12本のバラを使ったダーズンローズのセレモニーで盛り上げられた会場は、幸せに包まれました。

◆美容分野
 美容分野のステージではその場でモデルへ施術が行われ、美のプロフェッショナルとしての技術と表現力を披露。卒業生の活躍も交え、夢を現実にする学びのステップが示されました。
 ベルエポック美容専門学校・東京ベルエポック美容専門学校の在校生は、実際にステージ上でヘアアレンジとメイクの技術を披露し、モデルを次々と美しく変身させていきました。
 また、卒業生でGOALDの室井さんが登場。続いて、ABEMATVの人気ドラマ「今日、好きになりました。」に出演した須藤大和さんがモデルとしてサプライズで登場すると、会場には歓声が響きました。

在校生プレゼンを披露した8分野の学生たちがステージに集結。グランドフィナーレを飾りました

◆フィナーレ
 最後はすべての分野の在校生がステージに集結。「私たちも、夢の途中です。今日からは皆さんも、その仲間です」と呼びかけると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。在校生の言葉には、これから一緒に学び、支え合っていく仲間への歓迎の熱い想いが込められていました。

力強い新入生宣誓を行ったのは、今年度開校の横浜ベルエポック美容専門学校の河野さん

 新入生宣誓では、今年度開校した横浜ベルエポック美容専門学校の新入生が登壇。緊張の中にも、揺るぎない覚悟と前向きな想いが感じられる力強い宣誓でした。会場全体が大きな拍手に包まれ、約束された新しい一歩を、皆が共に感じる瞬間となりました。
 そして最後は、姉妹校 東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校 TSM ゴスペルアンサンブルの皆さんがSuperflyの『Beautiful』を熱唱。新入生に未来への希望とエールをおくりました。

 このようにして、ハレの入学式の日は、単なる儀式ではなく、「夢を目指す覚悟」と「新たな出会い」の始まりを象徴する一日となりました。
新入生の皆さんが、今日の感動と誓いを胸に、明日からの学びを一歩ずつ進められるよう、教職員一同心より願っています。

【北海道エコ・動物自然専門学校】シンガポール研修―熱帯の地で国際的な保全活動の最前線を学びました

ニュース

 4月24日~28日の日程で、北海道エコ・動物自然専門学校の動物医療飼育学科 希少生物保全コース3・4年生がシンガポール研修に参加しました。東南アジア屈指の生物多様性を誇るこの国で、学生たちは希少動物保全活動の最前線を体感し、国際的な視野を広げました。

シンガポールといえば…マリーナベイサンズの前で記念撮影!

 初日に訪れたナイトサファリでは、夜行性動物の生態や行動を観察。自然に近い展示の手法や動物福祉に配慮した取り組みなどを目の当たりにし、暗闇の中で静かに息づく動物たちがとても印象的でした。
 2日目はバードパラダイスで多様な鳥類の飼育環境や展示方法を学び、種の保存に向けた取り組みへの理解を深めました。リバーワンダーズではマナティーや淡水魚など水辺の生き物の展示を通じて、川の生態系保全の重要性を実感。シンガポール動物園では霊長類の行動展示や飼育環境の工夫を見て多くの学びを得ました。

圧巻のスケール!バードパラダイスの湿地エリア
リバーワンダーズにはたくさんのマナティー!

 3日目は自由行動。学生たちは、ブキティマ自然保護区やビジョンズ・オブ・マジックなどを訪れ、自然や文化、都市の多様な側面に触れながら、それぞれの関心に応じた体験を楽しみました。

シンガポール動物園では現地の飼育員さんの解説を聞きました

 最終日はレインフォレストワイルドアジアで熱帯雨林の生態系を体感し、絶滅危惧種の保全に関する多角的な取り組みに触れました。さらに、ガーデンズバイザベイでは都市型植物園の可能性を、シーアクアリウムでは海洋生物の保全と教育の融合を学び、自然保護が「野生の中」だけでなく「都市の中」でも行われていることを実感しました。

ガーデンズバイザベイにて。OCBC スカイウェイを空中散歩!

 今回の研修を通して、学生たちは動物保全の「今」と「未来」をグローバルな視点で捉える力を養い、仲間との絆も深めることができました。将来、彼らがこの研修で得た経験を活かし、日本の動物園の発展や自然の保全活動に貢献してくれるよう願っています。

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