【北海道エコ・動物自然専門学校】学生が札幌市円山動物園で研究講演―謎多き「トガリネズミ」の研究成果を発表しました

【北海道エコ・動物自然専門学校】学生が札幌市円山動物園で研究講演―謎多き「トガリネズミ」の研究成果を発表しました

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 2月28日(土)、北海道エコ・動物自然専門学校の学生が札幌市円山動物園から依頼を受け、同園にて研究講演を行いました。
 講演を行ったのは、動物医療飼育学科 希少生物保全コース4年の葛西さんです。葛西さんは、一般社団法人 野生生物生息域外保全センターの学生研究員として活動しており、北海道大学、東海大学、札幌市円山動物園と連携しながら、小型哺乳類であるトガリネズミ類を対象とした共同研究に取り組んでいます。

来園者に研究内容を紹介する葛西さん

 トガリネズミは日本の森林や草地などに生息する哺乳類ですが、野外での長期観察が難しく、その生態の多くはいまだ解明されていません。こうした背景から、本研究では飼育下での基礎研究を通して生態の解明を進めるとともに、安定した飼育・繁殖技術の確立を目指しています。
 トガリネズミは飼育自体が難しいことで知られており、安定した繁殖の確立は容易ではありません。葛西さんは、日々の飼育管理や観察、データ収集を行いながら、飼育環境の工夫や繁殖行動の記録などに継続的に取り組んできました。

今回の研究対象となっているトガリネズミ
野生生物生息域外保全センターで研究活動に取り組む様子

 葛西さんは講演で、トガリネズミの飼育下繁殖の成功事例や飼育環境の工夫、行動観察から得られた知見などを紹介しました。また、脳や内臓が季節によって一時的に縮小する「デーネル現象」についても触れ、飼育個体ではその変化が小さいことなどを説明しました。

多くの来園者が参加した講演会の会場

 専門学校生が公立動物園から招かれ、自身の研究成果について講演を行うことは非常に珍しく、本校の教育・研究活動の成果が社会から高く評価されたものといえます。
 本校では、大学や研究機関、動物園と連携しながら、野生生物の保全や研究に関わる人材の育成に取り組んでいます。希少生物保全コースでは、実際の研究プロジェクトに学生が参画することで、現場で求められる知識や技術、科学的視点を身につける教育を行っています。
今後も教育・研究活動を通して、野生生物保全や動物福祉の発展に貢献できる人材の育成を推進してまいります。

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【東京福祉専門学校】1年間の学びの集大成!―大阪にて国内研修を実施しました

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 3月4日(水)から6日(木)にかけて、東京福祉専門学校ではキャリアデザイン科の学生を対象に、2泊3日の大阪国内研修を実施しました。キャリアデザイン科の学生たちは、この1年間、クラスメイトと共に「コミュニケーション能力の向上」「対人関係の構築」「自身の興味・関心の探求」をテーマに掲げ、日々の学びを積み重ねてきました。今回の研修は、その集大成として位置づけられるものです。

大切な仲間たちとの思い出の一枚。それぞれの個性が光る、最高の一日に!

 最大の特徴は、教職員主導ではなく「自分たちで行き先を決定する」というプロセスを重視した点です。見知らぬ土地で行動計画を立てることは、自律性や協調性を養う貴重な機会となりました。研修中は、梅田スカイビル、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)、道頓堀など大阪を象徴するスポットを巡り、仲間と共に現地の雰囲気を体感しました。その時間は、学生たちにとってかけがえのない経験となりました。

 参加者の中には、友人との宿泊体験や不慣れな土地での自主的な活動が初めて、という学生も少なくありませんでした。慣れない環境の中で意見を出し合い、スケジュールを調整しながら目的地を目指すプロセスは、まさに社会人として求められる「主体性」や「問題解決能力」を養う実践の場となりました。

青空の下、笑顔あふれる楽しい一日となりました

 楽しみながらも多くの気づきを得たこの3日間は、単なる旅行ではなく、学校生活におけるかけがえのない思い出となったことでしょう。この研修で得た自信と、仲間との絆を大きな力に変え、卒業後にそれぞれの道で自分らしく歩んでいくための糧にしてくれることを願っています。

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【北海道ハイテクノロジー専門学校】地域医療・救急医療の未来を支える学びの拠点―救急救命士学科の取り組み

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 北海道ハイテクノロジー専門学校 救急救命士学科では、地域医療・救急医療の発展を現場から支える人材育成を目指し、実践的かつ継続的な学びの機会を提供しています。その象徴的な取り組みの一つが、早くから病院前産科救急への対応力を養う専門研修「BLSO(Basic Life Support in Obstetrics)プロバイダーコース」への協力です。

在学生も卒業生も真剣な眼差しで産科救急の研修に取り組みます

 この研修を推進しているのが、NPO法人 周生期医療支援機構(OPPIC)です。同法人は、妊産婦や新生児を取り巻く周生期医療の質向上を目的として、医療従事者向けの教育・研修の実施や多職種連携の推進、地域に根ざした支援活動を行っています。特に救急現場や病院前医療における産科救急対応の重要性に焦点を当て、全国各地で実践的な研修を展開しています。

 BLSOは、日常的に妊産婦や新生児に関わる機会が少ない救急救命士や救急隊員などの医療従事者が、突発的に発生する産科救急の現場での適切な対応力を身につけることを目的に開発された研修です。少子化が進むなか、地域によっては周産期医療体制が限られており、病院前での初期対応が命を左右する場面も少なくありません。こうした背景から、専門的な知識と判断力を備えた人材の育成が求められています。

 研修では、分娩介助や新生児蘇生、女性傷病者の評価について、講義と実技を組み合わせたワークステーション形式で学習します。さらに多職種による症例検討を通じて、チーム医療の重要性を実践的に理解する機会となっています。

産科救急のBLSOプロバイダーコースの研修の様子
救急隊員や救急救命士、医療従事者と共に学ぶ

 本校は研修会場を提供するとともに、消防など第一線で活躍する卒業生がインストラクターとして参加し、地域の医療・救急医療の質向上を現場から支えています。卒業生の中には、さらなる知識や技術の習得を目的に受講者として研修に参加する方もおり、「教える立場」と「学び続ける立場」の両面で関わっている点が大きな特長です。現場経験を重ねながら指導者として成長していく姿は、後に続く在学生にとっても将来像を具体的に描く大きな目標となっています。

周生期医療の質向上を支えているOPPIC
卒業生と在学生が関わる学びの循環

 また、在学生も研修に参加し、学生時代から医師・看護師・助産師など多職種と関わることで、現場で求められる視点や連携力を実践的に学んでいます。卒業後も学び続け、地域と業界に貢献できる救急救命士を育てる—。教育機関として地域と現場をつなぎ、未来の医療を支えることが、本校救急救命士学科の大切な使命です。

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【札幌ベルエポック美容専門学校】女性アイドル×HBC北海道放送―「HBCアイドル祭り2026」で学生がヘアメイクを担当しました!

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 2月8日(日)、札幌のカナモトホールで開催されたイベント「HBCアイドル祭り2026 なまらめんこいアイドルWinter!」において、札幌ベルエポック美容専門学校のヘアメイク科の1年生と2年生がヘアメイクを担当しました。 昨年に引き続き、本校とHBC北海道放送とのコラボレーションが実現したものです。

女性アイドルグループのヘアメイクを担当した学生たち

 学生たちは、4人組の女性アイドルグループ「Kolokol」、7人組の「AsIs」、そして昨年に続いて担当した5人組の「タイトル未定」の計3組のヘアメイクを担当しました。当日は施術中にテレビの取材も入りましたが、それに動じることなく自分の役割を着実に果たす学生たちの姿が印象的でした。

タイトル未定のみなさんと記念撮影
Kolokolのみなさんと
AsIsのみなさんと
真剣な眼差しで施術をする学生たち

 仕上がりにも大変喜んでいただき、学生たちにとってやりがいのある貴重な現場経験となりました!

 また、ヘアメイクを担当する様子はテレビでも放送され(下記番組)、学生たちはHBCラジオの番組「After Beat!」や「DIG IDOL」にも出演しました。イベントに参加した意気込みや感想、そして札幌ベルエポックの日常について紹介し、北海道内の多くの皆さまに本校の活動を広く知っていただく機会となりました。

※「グッチーな!」#196 タイトル未定も出演!札幌「アイドル祭り」舞台裏に密着
https://www.hbc.co.jp/tv/guchy-na/article.html?id=17187

今後も幅広い分野での産学連携を進め、学生の実践的な経験をさらに高めていけるよう取り組んでまいります。

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【北海道ハイテクノロジー専門学校 】学生が北星学園大学附属高等学校 女子バスケ部を測定支援―実践学習を実施しました 

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 北海道ハイテクノロジー専門学校 スポーツ鍼灸アナリスト学科では、北星学園大学附属高等学校 女子バスケットボール部の部活動サポートを行いました。来校した部員の皆さんの競技で生じる身体の課題を把握することを目的に、測定と動作確認、トレーニング指導に加え、耳つぼによる施術を実施。現場での運用は学生が中心となって担いました。

体育館で測定の目的と手順を共有しました(全体説明)

 今回は在校生の出身校の部活動を対象とした取り組みで、準備や測定内容の計画、当日のスケジューリングについても学生が中心となって検討しました。測定の目的を整理し、選手が短時間で複数の項目を受けられるよう、受付から計測、記録までの流れを具体化しました。さらに、記録用紙の様式や担当者の配置、待機場所の設定についても事前に確認しました。

 当日は全体の目的と注意点を共有し、測定中の安全管理や記録方法を確認しました。数値の記録に加えて、動作の特徴を整理するための観察項目も設定し、同じ条件で測定できるよう手順を統一しました。学生は計測・記録・施術の各担当に分かれ、進行管理を意識しながら連携して対応しました。

 スポーツ現場では、選手の状態を把握するためのデータ収集と、その結果を指導へつなげる視点が求められます。本取り組みは、高校生にとっては現在の状態を確認する機会となり、学生にとってはアナリスト実習として運用力を高める場となるよう設計し、実施しました。

撮影機材を設置し動作確認の準備を進める学生(動作分析準備)
InBodyを用いて体組成の計測を行う場面(InBody計測)

 測定では、体組成の確認としてInBodyを用いた計測を行い、選手が順に測定を受け、学生が数値を記録しました。得られたデータは選手ごとに整理し、当日の確認に活用できる形で一覧化しました。また、跳躍の測定も実施し、踏み切りや着地の安定性を観察項目とあわせて確認しました。さらに、シュートフォームを2方向から撮影し、特徴や左右差が出やすい場面を整理しました。

 走力の確認として5メートルダッシュの測定も行いました。学生は計測機器の設置位置を固定するなど、同一条件で複数回の測定ができるよう進行しました。記録値はその場で一覧にまとめ、選手ごとの変化が把握できるよう整理しました。

 トレーニング指導には本校卒業生の吉井先生にもご協力いただきました。吉井先生は、プロバスケットボールチーム レバンガ北海道の育成世代のトレーナーを担当した経歴があり、競技特性を踏まえた視点から助言を行いました。動作の分析やボディチェック、トレーニングまでを一連の流れとして実施し、測定結果の活用方法についても共有しました。

 活動終盤には、当日の測定結果と動作確認で得られた情報を整理し、選手の皆さんに記録の見方を共有しました。学生は数値の意味と注意点を説明し、同一項目を継続して測定することで変化を追える点を確認しました。また、測定値は評価のためだけでなく、今後の練習計画を検討する材料として活用できることを前提にまとめました。

 吉井先生による指導では、競技動作につながる身体の使い方を前提に動作を確認し、特徴を踏まえて体幹トレーニングなどの内容へつなげながら留意点を整理しました。また、限られた時間の中で要点を的確に伝えるための手順化が、部活動支援の現場では重要であることについて学びました。

跳躍の測定を行い、記録を整理する場面(ジャンプ力計測)
測定結果を踏まえ体幹トレーニングを実施する様子(体幹トレーニング)

 学生にとっては、計画立案から当日運用、記録整理までを一連の業務として経験する機会となりました。測定は正確性に加え、説明の分かりやすさや安全管理、記録方法の統一が成果に直結します。役割分担を明確にし、手順をそろえて進行することが、支援の信頼性につながることを確認しました。

 スポーツ鍼灸アナリスト学科では、データに基づく支援を通じて、競技現場で求められる専門性を学ぶ機会を設けています。部活動支援は、学内での学びを学外の実践へと結び付ける取り組みとして位置付けられます。今回の実施内容を今後の実習に反映し、測定と指導をつなぐ運用力の向上を図ってまいります。

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【東京メディカル・スポーツ専門学校】日仏学生が「だるま落とし」で交流―ニースの「エレガンス スパ&ビューティーアカデミー」の学生を対象に東洋医学研修

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 2月23日・24日の2日間、フランス南東部の世界的リゾート都市・ニースにあり、エステとスパの分野でプロフェッショナルを養成する「エレガンスアカデミー」の学生の皆さんが、日本研修旅行の一環として東京メディカル・スポーツ専門学校を訪れ、東洋医学研修を受講しました。研修は株式会社スーパーモードの主催で行われ、フェイシャルエステを中心に学ぶ学生から全身エステを学ぶ学生まで、幅広い年代の学生14名と引率教員1名が参加しました。

交流会では、日仏の学生がチーム対抗だるま落としでコミュニケーションを図りました

 エレガンスアカデミーと滋慶学園は、2006年2月に教育共同計画合意書を締結して以来、教育提携校として友好的で有益なパートナーシップを築いてきました。これまで滋慶学園からも多くの学生が「海外エステ技術研修」としてエレガンスアカデミーを訪問しています。

東洋医学基礎の授業風景

 本校では、2008年からエレガンスアカデミーの学生を対象に、「東洋医学入門」と「指圧」の研修授業を実施しています。東洋医学への理解を深めるとともに滋慶学園が提供する研修プログラムへの満足度向上を図り、両校の関係をさらに強固なものとすることを目的としています。また、研修学生と本校在校生・教職員との交流会も行われ、活発なコミュニケーションを通じて国際教育の貴重な機会となりました。

指圧実技では、スマホで撮影するなど熱心に取り組んでいました

 今回のプログラム内容は以下の通りです。
①東洋医療講義(東洋医学基礎・指圧基礎・指圧実習・鍼灸体験)
②在校生・教職員交流会(日本の伝統的なゲーム「だるま落とし」などを通じコミュニケーション)
③確認テスト・振り返り
④修了式(修了証授与・研修の振り返りなど)

修了証をうれしそうに掲げるエレガンスアカデミーの学生

 参加した研修生は積極的に質問を行い、メモを取ったりデモンストレーションを撮影したりするなど、熱心に研修に取り組んでいました。

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【北海道ハイテクノロジー専門学校】警察・消防・北海道開発局合同「雪害対応訓練」―救急救命士学科の学生が参加しました

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 北海道夕張郡栗山町の南空知消防組合消防署からの正式依頼を受け、警察・消防・北海道開発局による三機関合同の「雪害対応訓練」に、北海道ハイテクノロジー専門学校 救急救命士学科の学生5名が模擬傷病者役として参加しました。本訓練は、冬季に発生する大規模な雪害への対応力向上と、関係機関の連携強化を目的とした実践的な取り組みです。

三機関合同訓練開始。救急救命士学科の学生たち(手前)が傷病者役で参加しました

実際の災害を想定した高度な訓練

 当日は、国道上での多重事故や吹きだまりによる車両の立ち往生、積雪約80センチの中での埋没傷病者の救助など、実際の災害現場を想定した状況が再現されました。警察による交通規制と現場統制、消防による車両破壊を伴う救助活動、救急隊によるトリアージや搬送判断が行われるなど、各機関が緊密に連携して対応する高度な訓練が展開されました。

積雪による埋没傷病者の救助訓練の様子
傷病者として車から運ばれ救助される想定の学生

現場で体感する「判断力」と「責任感」

 学生たちは模擬傷病者として救助活動に加わり、観察から声かけ、搬送に至るまでの一連の流れを体験しました。緊迫した状況下での活動を通して、指揮命令系統の重要性や、情報共有の精度が命に直結することを実感しました。教科書や校内実習だけでは得られない現場の空気に触れ、「判断力」や「責任感」を養う貴重な機会となりました。なお、本訓練は安全管理を徹底したうえで実施されています。

「救急救命士としての自覚を育む大きな一歩」

 救急救命士学科の担当教員は、今回の訓練参加の意義について「三機関が連携する本格的な訓練に参加できたことは、学生にとって非常に価値ある経験です。災害現場では技術だけでなく、冷静な判断力やチーム連携が求められます。今回の経験は、将来地域を支える救急救命士としての自覚と責任感を育む大きな一歩になったと感じています」と話しました。

消防隊と救急隊の連携による救助
学生たちは業界の方のチーム連携を目の前で実感

 本校は今後も地域社会と連携し、北海道の防災力向上に貢献するとともに、現場で即戦力として活躍できる救急救命士の育成に取り組んでまいります。

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【東京メディカル・スポーツ専門学校×獨協医科大学附属看護専門学校三郷校】チーム医療の実践力を養う多職種連携コラボ学習を実施

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 1月16日と19日の2日間、東京メディカル・スポーツ専門学校と獨協医科大学附属看護専門学校三郷校は埼玉県三郷市の同校で多職種連携をテーマとした合同学習(症例検討)を実施しました。本校理学療法学科Ⅰ部の学生と同校看護学科の学生を対象に、医療現場において不可欠なチーム医療の実践力を養うことを目的とし、同一症例をもとに職種の異なる学生同士が意見交換を行う形式で行われました。

合同学習では、活発な意見交換が行われました

 合同学習では、患者のADL(食事・着替え・トイレ・入浴・移動など日常生活動作)拡大や生活の質の向上を共通の目標に掲げ、理学療法士と看護師それぞれの専門的視点から症例を検討しました。理学療法学科の学生は、筋力や体幹機能、起居動作、移動動作といった身体機能面に着目し、将来的な自立を見据えたリハビリテーションの観点から意見を提示しました。一方、看護学科の学生は、体調変化や安全管理、生活リズム、24時間の生活状況、家族支援など、生活全体を支える視点から検討を行い、両者の専門的な視点の違いが明確に表れる学習となりました。

合同学習で得た学びをまとめました
びっしりとした書き込み。充実した意見交換だったことがうかがえます

 学生からは「同じ患者を見ていても、職種によって注目点や優先順位が大きく異なることを実感した」「ADLを動作だけでなく、生活環境や家族背景まで含めて考える必要性を学んだ」といった声が寄せられました。また、「看護師から得られる日常生活や体調変化に関する情報が、理学療法士のリハビリ内容や運動量の調整に直結することを理解できた」という感想もあり、多職種間での情報共有の重要性を具体的に認識する機会となりました。さらに、意見の違いから議論が難航する場面もありましたが、その過程を通じて「すり合わせること自体が連携である」「患者にとって最適な支援を考えるためには対話が欠かせない」といった学びにつながりました。将来の臨床現場を想定した「実習や就職後に他職種とどのように関わるかをイメージできた」という回答も多く、実践的な教育効果が確認されました。

合同学習の様子

 今回の合同学習は、学生が自職種の専門性を改めて認識するとともに、他職種の役割や価値への理解を深め、チーム医療の一員としての意識を高める貴重な機会となりました。今後も学園内の連携を活かし、多職種協働を実践的に学べる教育活動を継続してまいります。

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【東京メディカル・スポーツ専門学校】卒業生座談会を開催―サッカー関連競技の最前線で活躍するトレーナーが集結しました! 

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 2025年12月20日、東京メディカル・スポーツ専門学校では、トレーナーとして多方面で活躍する卒業生を招き、座談会を開催しました。当日は2009年度から2024年度の卒業生計23名が参加。JリーグやWEリーグ、大学・高校のチーム、フットサルなど、サッカー関連競技の最前線で活動する卒業生が一堂に会しました。10年以上のキャリアを持つベテランから、今年度就職したばかりの新卒者まで、世代を超えた多彩な顔ぶれとなりました。

現場で活躍する先輩たちの「本音」を熱心にメモする在校生

 座談会では、各分野の代表者に仕事内容や一日のスケジュール、やりがい、現場で直面する苦労、事前に身につけておくべき専門知識などについて語ってもらいました。チームごとの細かな違いや現場のリアルな内情まで話題に上り、活発な意見交換が行われました。さらに将来の展望についても、20代・30代・40代それぞれの視点から意見が共有され、世代を超えたキャリア形成への理解を深める貴重な機会となりました。

真剣な表情で語り合う卒業生
和やかなトークの場面も

 会場には在校生も聴講生として参加し、現場ならではの生の声や、成功体験の裏にある苦労といった貴重なエピソードに真剣な表情で耳を傾けていました。 参加した卒業生からは「志を同じくするコミュニティの中で、先輩・後輩のみならず先生方や在校生とも頼り合える関係性は非常に幸せなことだと感じました。ぜひ次回も参加したいです」との声が寄せられました。

様々なカテゴリーの卒業生から多様な意見が飛び出しました
座談会参加者全員で記念写真

 今回の座談会は、卒業生同士の交流促進と本校のネットワーク強化を目的に企画されましたが、参加者それぞれが悩みの解決や新たな気づきを得る場ともなりました。在校生からも次回の開催を望む声が上がるなど、双方にとって満足度の高い時間となったようです。

 今後は、ラグビーやアメリカンフットボールなど競技の枠をさらに広げ、種目ごとの特性の違いやケア・治療方法の共有を通じて、より専門性を深めた会へと発展させていく予定です。最後に、本イベントの開催にあたりご協力いただきました関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

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【北海道ハイテクACアカデミー】菅原篤志選手が快走!―都道府県対抗男子駅伝の2区で2人を抜き、区間3位を記録しました

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 1月18日に広島市で開催された陸上の第31回全国都道府県対抗男子駅伝に、北海道ハイテクACアカデミー所属の菅原篤志選手(中学3年生)が北海道代表として出場しました。中学生区間の2区(3.0キロ)で2人を抜く快走を見せ、通算順位4位で3区の走者にたすきをつなぎました。区間3位の8分37秒と堂々たるタイムを記録しましたが、菅原選手は「順位はともかく、タイムには納得していません」と悔しさをにじませ、さらなる高みを目指しています。将来が楽しみな逸材です。

全国都道府県対抗男子駅伝で快走を見せる菅原選手

 同アカデミーは北海道ハイテクノロジー専門学校が運営する総合型地域スポーツクラブです。会員は約500人を数え、小中陸上チームは6年連続全国大会に出場。さらにタグラグビーも4年連続で全国大会に出場するなど実績をあげています。

 菅原選手は、北広島市在住。全日本中学校陸上競技選手権大会の予選を兼ねて開催される2025年度の全日本中学校通信陸上競技大会・北海道ブロックにおいて1500メートルと3000メートルで優勝するなど頭角を現しています。今回の駅伝は、初のロードレース挑戦となりました。

北海道代表チームのメンバー

 ただ、北海道では例年11月以降、積雪などの影響で屋外練習が難しくなります。1月開催の今回の駅伝は不利な環境下での調整となりました。練習が100メートル直線のみのインドアスタジアムに限られる中、菅原選手はスプリント技術の向上や体幹トレーニングを中心に、量より質を重視した練習に取り組み、大会前に行った千葉合宿などで着実にコンディションを高めていきました。

 そして、迎えた18日の駅伝本番。47都道府県から計329人が出場し、広島市平和記念公園前を発着点とする7区間・48キロのコースでレースが行われました。

レース前の菅原選手
頑張るぞ!

 北海道代表チームは、1区の高校生走者がトップ集団に食らいつく力走を見せ、菅原選手は6位でたすきを受けました。この日の菅原選手は、広島に帯同した同アカデミーの河内紀彦代表が「顔色が良く、ウォーミングアップでの動きも良好」と評したように万全の状態。トラック競技とは異なり、前を走るランナーとの距離感がつかみにくい状況の中でも、ぐんぐん加速し、焦ることなく自分のペースでレースを展開。6位で受け取ったたすきを、2つ順位を上げて4位で3区走者につなぎ、区間3位の好走を見せました。

 河内代表によりますと、菅原選手は他都府県代表チームの関係者から「走りの技術が高く、非常に有力な選手」「小柄だが、それを感じさせない。弾みを推進力に変える走りだ」などと高く評価され、大学関係者からは進路に関する声かけもあったそうです。

力強い走りで岡山の選手を抜くシーン

 残念ながら、北海道はその後、徐々に順位を落とし、28位(2時間21分26秒)という結果に終わりました。主力選手の欠場や不調の影響もあり、思うようにリズムをつかみきれなかったといいます。優勝は大会記録に並ぶ2時間16分55秒を記録した宮城で、福島が25秒差の2位、3位は兵庫でした。

 レース後、菅原選手は「個人としてもチームとしても悔しい結果になってしまいました」と振り返りました。チームとしての28位はともかく、区間3位となった自身の走りについても「4位の選手とは僅差で、1位の選手とは20秒以上の差があり、まだまだ全国のレベルは高いと感じた」と語り、飽くなき向上心がうかがえました。

 「青森の高校に行くので来年、北海道代表としてはこの駅伝に出られませんが、3年後、また北海道チームに戻ってリベンジしたい」。菅原選手は力強く誓っていました。

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