【北海道エコ・動物自然専門学校】飼育員を目指す学生が国内研修―全国の動物園・水族館を見学しました! 

【北海道エコ・動物自然専門学校】飼育員を目指す学生が国内研修―全国の動物園・水族館を見学しました! 

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 9月21日~25日の5日間の日程で、北海道エコ・動物自然専門学校は、動物飼育学科・動物医療飼育学科1年生を対象に国内研修を実施しました。この研修では、アクアマリンふくしま(福島県)、那須どうぶつ王国(栃木県)、よこはま動物園ズーラシア(神奈川県)、上野動物園、国立科学博物館(東京都)、沖縄美ら海水族館、沖縄こどもの国(沖縄県)など、多くの動物園・水族館を見学しました。

美ら海水族館で展示を見学する学生たち

 那須どうぶつ王国では、北海道では見られない動物や植物も多く、夢中で虫を探す学生の姿も。また、バードショーには本校の卒業生が出演しており、現場で活躍する先輩の姿を間近で見ることができました。

アクアマリンふくしまで水槽の中を熱心に観察
那須どうぶつ王国で昼食にBBQ!

 動物園や水族館の飼育員を目指す学生にとって、展示方法や動物たちの飼育環境を実際に見ることは貴重な学びとなりました。生まれも育ちも北海道で道外の施設を訪れるのが初めてという学生も多く、普段の授業では得られない刺激や発見がたくさんあったようです。今回の研修で得た気づきや経験を、今後の実習や就職活動に活かしてほしいと思います。

今年7月にオープンしたジャングリア沖縄
希望制でネオパークオキナワにも行きました!

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【東京メディカル・スポーツ専門学校】江戸川マラソン大会でトレーナーブースを運営―1年生が現場で学びを実践しました

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 東京メディカル・スポーツ専門学校 理学療法士科Ⅰ部の1年生が、10月26日に東京都江戸川区で行われた「江戸川マラソン大会」で、保健体育の授業の一環としてトレーナーブースを運営しました。安全管理や導線の確保から、ベッド周りの準備・片付けまで、現場運営の一連の流れも実体験として学ぶことができ、学生たちにとっては貴重な機会となりました。

利用者に施術する学生

当日の朝は雨予報でしたが、次第に空模様が落ち着き曇り空になると、会場は活気にあふれました。ブースには小中学生を中心に多くのランナーが訪れ、待ち時間が出るほどのにぎわいに。学生は1人あたり3〜6名に対してストレッチやリラクゼーション、簡便なコンディショニングを実施し、走る前後の身体の変化や訴えに耳を傾けながら丁寧に対応しました。

 限られた時間の中で、学生たちは問診や声かけ、表情・反応の観察を通じて、力加減の調整やより安心していただくためのコミュニケーションの重要性を実感。「痛みの確認」「どこを伸ばしたいかのヒアリング」「目的と効果の分かりやすい説明」を意識することで、同じ手技でも年齢や体格、レース前後といった状況に合わせて介入を選択する判断力が養われました。

 はじめは緊張でぎこちなかった学生も、会話を重ねるうちに落ち着いて対応できるようになり、ストレッチの強さや支える手の位置をその場で微調整していました。利用者からは「体が軽くなった」「また走れそう」といった声が聞かれました。施術の合間には、互いの対応を見学し合いながら良い工夫を共有する姿も見られ、チームとしての学びが深まりました。

利用者の訴えに耳を傾けながら、入念に施術

 今回の取り組みを通して、スポーツイベントという生きた学びの場で、教室で培った知識を実践へとつなげることができました。参加者の笑顔と温かい言葉は、学生の自信と成長を後押しし、「人に寄り添うケア」の手応えを確かなものにしたことでしょう。多くの方にご利用いただき、学生にとって大変有意義な時間となりました。

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【北海道エコ・動物自然専門学校】北海道内2会場で動物愛護フェスティバルに参加―学生たちが啓発活動を行いました 

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 北海道エコ・動物自然専門学校は、9月に北海道内の2つの会場で次々と開催された動物愛護フェスティバルに参加しました。このイベントは、動物愛護の啓蒙や適正な動物飼育の普及、市民活動への貢献を目的としています。ブースを出展したそれぞれの会場では、学生がスタッフとして活躍し、来場者が動物と直接ふれ合いながら、動物福祉について楽しく学べるプログラムが展開されました。

学生と学校犬のサモエドがそろって記念撮影

 9月21日(日)に江別市の酪農学園大学で行われた「動物愛護フェスティバル in えべつ 2025」では、アニマルウェルフェア(動物福祉)に関する講演会をはじめ、羊やポニーとのふれあい体験、獣医師による動物鍼灸体験、ペットの防災や終生飼養に関する展示など、キャンパス内に多数のブースが並びました。

犬の体重を測定しながら健康管理について説明する学生

 続いて、9月24日(水)に札幌市のアクセスサッポロで開かれた「動物愛護フェスティバル 2025 in さっぽろ」では、盲導犬・警察犬・災害救助犬の紹介のほか、動物に関するクイズコーナー、人と犬猫の感染症対策講座、ブラッシングのレクチャーなどを実施。市民が動物との関わり方や適正飼育への理解を深める機会となりました。

笑顔で来場者を迎える学生スタッフ

 本校のブースでは、いずれの会場でも、犬の体重測定や尿検査キットの配布のほか、学校で飼育しているサモエド犬とのふれあい体験も行いました。来場者は愛犬の健康状態を確認しながら、日常的な健康管理の重要性について理解を深めていました。

動物の健康管理をテーマにした本校ブースの展示風景

 学生たちにとっても、来場者とのコミュニケーションを通じて主体的に情報発信する貴重な経験となりました。

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【北海道ハイテクノロジー専門学校】“命をつなぐ使命”を胸に刻み―救急救命士学科の学生が消防学校の施設を見学しました 

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 北海道ハイテクノロジー専門学校 救急救命士学科の1年生が、北海道消防学校(江別市)を訪れました。この消防学校は、北海道全域の消防士を対象に、基礎から実務までを体系的に指導する機関であり、消防行政を支える重要な拠点です。今回の訪問は、将来自分たちが学ぶ環境を学生たちが理解することが目的です。消防職員初任者教育を行う施設の見学は、学生にとって、卒業後の進路をより具体的にイメージする貴重な機会となりました。

真剣な表情で話を聞く学生たち

 当日は、初めに講義室で学校職員の方より施設の概要説明が行われました。消防士として求められる資質や、研修の流れ、安全教育の重要性などを具体的に紹介していただき、学生たちは配布資料を手に真剣な眼差しで耳を傾けていました。講話では、入校後に行われる厳格な訓練のスケジュールのほか、協調性・規律を重視する教育方針についても説明があり、教室内には緊張感が漂っていました。
 このような説明を受けて、学生たちは、消防士という職業が単なる体力だけではなく、知識・判断力・チームワークを総合的に求められていることを改めて実感。将来、現場で命を守る立場になるために、今の学びがどのようにつながっていくのかを考えるきっかけとなりました。

 施設見学では、2024年に新設された訓練棟を中心に、複数の実習施設を見学。屋内型の模擬消火訓練施設では、実際の火災現場を想定して放水訓練が行われる仕組みや、煙の流れを再現できる構造について説明を受けました。安全確保のため温度上昇や視界の変化をコントロールできる最新設備が整っており、学生たちは熱心にメモを取りながら、教官の話に聞き入っていました。これらの設備は、消防士としての実践力を磨くために欠かせないものであり、理論と現場訓練を融合させた教育体制が整っていることがわかります。

北海道消防学校を訪れた学生たち
施設の概要説明を受けて救急のリアルな現場を知る一日がスタート!

 また、倒壊家屋を想定した震災対応訓練施設も見学。この施設では、建物内部に複数の障害を設置し、救助活動の模擬訓練を行うことができます。北海道は地震や風雪被害など自然災害が多い地域であり、こうした訓練環境は非常に重要です。教官は「災害現場では瞬時の判断と協力体制が不可欠です」と強調されました。学生たちは実際に訓練用資機材を手に取り、装備の重量や構造を確認しながら、救急救命士として求められる連携の大切さを実感していました。
 これらの見学を通じて、消防学校が“地域の安全を守る人材を育成する現場”であることを理解し、学生一人ひとりが自分の進路に対して新たな視点を得ることができました。

 見学の締めくくりには、消防学校の教官による講話をしていただきました。消防士としての心構えや現場での行動原則、安全管理の徹底など、実際の経験に基づいたお話ばかりで、教官の「消防士にとって最も大切なのは、技術よりもまず“安全を最優先に考える姿勢”です」と力を込めた言葉に、学生たちは深くうなずいていました。実際の災害対応では、一瞬の判断が命を左右することも多く、訓練の厳しさはその責任の重さに直結していることを改めて認識させられました。

訓練棟の前で教官の説明に真剣に耳を傾けます
締めくくりは、大教室での教官による講義

  講話の後、学生たちは施設内の掲示パネルや展示資料を再度確認しながら、消防士として必要な能力や知識を整理。これまでの授業で学んできた救命技術が、消防業務全体の中でどのように活かされるのかについて、多くの学生が具体的に理解できたと感じています。見学の最後には、教官・職員の方々に感謝の言葉を伝え、充実した時間を終えました。

 今回の見学は、学生たちにとって自らの学びの意義を確かめる実践的な機会となりました。本校では、これからもこうした機会の提供を重ねることで、地域社会に貢献できる救急救命士・消防士の育成を目指してまいります。

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【札幌ベルエポック美容専門学校/札幌ベルエポック製菓調理専門学校】お客様も自分たちも笑顔に—合同学園祭「ベルフェス」を開催しました!

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 10月25日(土)、札幌ベルエポック美容専門学校と札幌ベルエポック製菓調理専門学校は合同学園祭「ベルフェス~美容と食の超体験型フェス」を開催しました。

2校合同学園祭を開催!

 校舎が統合されてから2回目となる今年の合同学園祭では、「お客様も自分たちも笑顔になれる1日を創りあげる」をスローガンに掲げています。学生たちによる美容や食にまつわる出店ブースのほか、お化け屋敷、リサイクルショップなどの多種多様な出店でお客様をもてなしました。キリンやコスメブランドの3650など企業ブースも多数あり、業界のみなさまも一緒に、年に一度の学園祭を盛り上げてくださいました。

ハロウィンシーズンの開催で、仮装も楽しむ学生たち
企業の出店ブースも大盛況でした

 また、前日には「スチューデントフェス」が開かれ、学生たちがステージ発表を行いました。バンド演奏、カラオケ、ダンスなど、有志が思い思いのパフォーマンスを披露。発表の直前にメンバーチェンジを行うグループもありましたが、学生たちが今回のステージ発表にかける想いはひとしおで、それぞれが惜しみない声援を浴びながら熱演。全グループの発表は盛況のうちに幕を閉じました。

製菓調理専門学校の学生は美味しいフードを提供!
参加者が調理を体験できるブース

 学生と教職員が一致団結して開催したベルフェスの来場者は約700名と、多くのお客様を迎えることができました。次年度も今年の反省点を活かして、さらにパワーアップした学園祭を開催することができるよう、教職員一同邁進してまいります。

【東京メディカル・スポーツ専門学校】‟鍼灸師のたまご”によるお灸・ツボケア体験―江戸川区民まつりでブースを出展しました!

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 東京メディカル・スポーツ専門学校 鍼灸師科の1年生が、10月12日に開催された東京都江戸川区最大級のイベント「江戸川区民まつり」に「鍼灸師のたまごによるお灸・ツボケア体験」ブースを出展しました。この企画は、入学以来学んできた知識と技術を実践的にアウトプットし、早期臨床体験を通じて学びを深めることを目的に実施。イベント当日は天候にも恵まれ、3歳のお子様からご高齢の方まで、約300名もの方々にお立ち寄りいただくき大盛況でした。

来場者にセルフ灸体験を提供する学生

 ブースでは、4月から履修している経絡経穴(ツボ)や鍼灸理論の知識を基に、学生たちが来場者一人ひとりのお悩みや体調を丁寧にカウンセリング。肩こりや腰痛といった主訴に合わせ、効果が高いとされる「特効穴」を選び、セルフケアとして手軽にできるお灸やシール鍼の体験を提供しました。

受付はブースの顔。笑顔で皆さんをお迎え

 一般の方の身体に触れることが初めての学生たちの中には、はじめこそ緊張で対応を躊躇してしまう姿も見受けられました。しかし、来場者との対話を重ねるうちに、徐々に自信をつけた学生たちは、自ら進んで声掛けや施術を行えるようになっていきました。「お灸はヨモギから作られていて、血行を促進するんですよ」などと、学んだ知識を自分の言葉で懸命に説明する姿から、教室の学習だけでは見られない、著しい成長を感じました。
 来場者からの「楽になったよ。ありがとう」という温かい言葉は、学生たちにとって何よりの励みとなり、鍼灸師という仕事のやりがいを肌で感じる貴重な経験となったことでしょう。

子ども連れの来場者に丁寧に対応

 今回のイベント出展は、学生たちが知識を定着させ、実践的な技術とコミュニケーション能力を養う上で、大変有意義な機会となりました。この経験を通して、未来の鍼灸師としてさらに大きく飛躍してくれることを期待しています。ご協力いただきました関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

【東洋言語学院】「臨海小学校ドリームフェスティバル」に参加!―子どもたちに外国語のレッスンを行いました

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 10月4日(土)、東京都江戸川区立臨海小学校にて開催された「臨海小学校ドリームフェスティバル」に東洋言語学院の学生たちが参加し、外国語のレッスンを行いました。

小学生の皆さんに向け、言語レッスンを行いました!

 臨海小学校は、本校の学生の災害時の避難場所として、全学生のアプリに登録されている学校です。その臨海小学校が、地域と協力して小学校の教職員や保護者では提案できない活動や、新しい視点を子供たちに提供することを目的に企画したドリームフェスティバル。本校では毎年5月の地域のお祭り「新田フェスティバル」で言語教室を開催しており、そのブログの記事をご覧になった小学校の方からお声がけいただき、今回イベント初参加となりました。

 外国語は韓国、メキシコ、インド、アメリカ出身の学生の有志4人が集まり、英語・ヒンディー語・スペイン語・韓国語のレッスンを準備。小学生を中心としたイベントということで、話し方や内容にも工夫を凝らし、授業の合間に練習を重ねてきました。

 教室に入ってきた小学生は、触れたことのない言語を話すことに最初は緊張の面持ちでしたが、レッスンの終盤には、各言語での自己紹介もバッチリできるようになり、「すごい!」「完璧!」という声が飛び交いました。

どう伝えれば喜んでもらえるかを考えました
教科書にはない友達へのカジュアルな挨拶を紹介

 レッスンには60名以上の方々が参加。廊下で児童の皆さんが学生から教わったばかりの言語で挨拶を交わす様子も見られ、外国語に触れるきっかけを作ることができたことを大変嬉しく感じています。

小学生が楽しめるクイズも準備

 イベント当日、学生たちは「相手のことを考えて行動する」という姿勢を何度も実践しました。言語を教えるだけでなく、相手の年齢や理解度に合わせ、一人ひとりに寄り添いながら伝える工夫を重ねました。伝えようと努力すること、そして相手を理解しようと努力することを、このプログラムに参加した学生、小学生、保護者、全ての方々に体験してもらえたことと思います。

 温かく迎えてくださった臨海小学校の先生方、保護者の皆さまに心より感謝申し上げます。私たちは今後も引き続き、地域から信頼される学校を目指してまいります!

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【北海道エコ・動物自然専門学校】動物医療飼育学科の4年生が学会でポスター発表を行いました!

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 北海道エコ・動物自然専門学校の動物医療飼育学科 希少生物保全コースの4年生2名がこの度、日本哺乳類学会と日本鳥学会で研究発表を行いました。同コースの3・4年生は、連携している一般社団法人 野生生物生息域外保全センターの学生研究員として活動しています。このセンターは、フィールド調査だけでは得られない絶滅の恐れのある生物のデータを飼育下で収集し、その知見を保全活動に活かすことを目的とした施設で、学生は実践的に保全について学ぶ機会を得ています。今回の発表は、こうした取り組みの成果として実現しました。

学会ポスター発表に臨んだ希少生物保全コースの4年生2名

 8月に酪農学園大学(北海道江別市)などで開かれた日本哺乳類学会では、「オオアシトガリネズミの外部環境(室温)における代謝変化」をテーマに、北海道大学および東海大学との共同研究として発表しました。

酪農学園大学で行われた日本哺乳類学会

 オオアシトガリネズミは北海道に生息するトガリネズミ類の一種で、その生態はまだ十分に解明されていません。この研究は、飼育下における室温変化が体重や代謝に及ぼす影響を明らかにし、繁殖を想定した冬季の飼育技術の向上に資する生理学的な知見を得ることを目的としています。また、本研究に関連する取り組みとして、飼育下で繁殖した個体と野生個体を掛け合わせ、2世代目(孫世代)を誕生させることにも成功。これは世界で初めての事例で、トガリネズミ類の飼育・繁殖技術の確立に向けた大きな一歩となりました。
 一方、9月に北海学園大学(札幌市)で開催された日本鳥学会では、「飼育下モズの単独育雛と複数育雛の成長過程に伴う外部刺激に対する反応の違い」というテーマで発表しました。

北海学園大学で開催された日本鳥学会

 この研究は、北海道大学と連携して行っているアカモズ保全の取り組みの一環で、個体数が急激に減少しているアカモズの近縁種であるモズを用いて飼育・繁殖技術を開発することを目指しています。人工育雛された鳥類は、社会的に人間に依存し行動障害が起こりやすいと考えられていることから、野生で採卵した卵を人工孵化・人工育雛し、単独育雛と複数育雛における行動の変化を比較しました。

団体や企業の展示ブースもありました

 本校では、学生が研究活動を通して主体的に学び、科学的な視点から保全に向き合う姿勢を大切にしています。今回の発表は、これまで積み重ねてきた成果を全国の研究者と共有する貴重な機会となり、学生にとって大きな経験となりました。研究を通して得られた知見は、飼育下での生態データの蓄積や、将来的な保全技術の発展に向けた基礎となることが期待されています。

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【札幌ベルエポック美容専門学校/札幌ベルエポック製菓調理専門学校】同窓会を開催―卒業生120名超が参加し、思い出話に花を咲かせました!

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 9月9日(火)、札幌ベルエポック美容専門学校と札幌ベルエポック製菓調理専門学校の2校は、同窓会総会・懇親会を同日に開催しました。毎年恒例の同窓会には、上は第2期生から下は今年3月に卒業したばかりのOB・OGまで、幅広い年代の卒業生が参加。平日の開催にもかかわらず、美容校で59名、製菓調理校で63名と、両校合わせて120名を超える参加者が札幌グランドホテルに集いました。

久しぶりの再会。思い出話に花を咲かせました

 当日はドレスアップした卒業生も多く、社会人として立派に成長した姿に、職員や講師の先生方からは喜びの声が上がりました。役員紹介、活動報告、活動計画を承認いただいた総会の後、美味しい食事やスイーツを堪能しながら、学生時代の思い出話に花を咲かせました。

卒業生を出迎える職員一同
大盛況だったゲーム大会

 会の中盤にはそれぞれゲーム大会を実施。豪華景品も用意されたビンゴ大会では、誰が当たるのかと大いに盛り上がりました。

札幌ベルエポック美容専門学校の卒業生で記念写真をパチリ
札幌ベルエポック製菓調理専門学校の卒業生

 昨年よりも多くの卒業生が参加した今回の同窓会。次年度はさらに多くの卒業生に参加していただき、卒業後も「この学校に進学して良かった」と改めて感じてもらえる同窓会になるよう、職員一同努めてまいります。

【北海道ハイテクノロジー専門学校】‟学生発”自ら育てた野菜でオリジナル食品を開発・販売―「スマート農業×食の魅力」を発信しました!

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 2025年4月、北海道ハイテクノロジー専門学校 AIスマートアグリ学科は学科名を「スマート農業ビジネス学科」に改称しました。これまで、ICTを活用したスマート農業を学びながら、栽培から加工、販売戦略までを学ぶ6次産業化の教育を実践してきましたが、さらに地域と連携したプロジェクトや、ICTを活かした生産管理システムの導入も進み、より実践的なカリキュラムが強化されました。今回は、2024年度の「食品加工」の授業で学生たちが企画・開発したオリジナル食品の学内販売の取り組みをご紹介します。

大人気だったオリジナル食品。30分で完売しました!

 同学科のカリキュラムは、教室内での座学の授業だけでなく、校内の温室や実習圃場で育てた野菜を教材に、収穫、洗浄、カットといった下処理工程を体験し、その後、加工室での衛生管理や機材の操作方法を身につけ、最終的に完成品を試食・評価するサイクルを踏んでいます。今回の学内販売は、カリキュラムの集大成として、学生自身がレシピ立案から食材調達、調理、販売、接客、片付けまでを一貫して手がけ、これまでの学びを存分に発揮しました。

ビビンバのナムルを仕込んでいます

 学内販売で学生たちが考案・提供したのは、以下の2商品です。

スマート野菜たっぷり・ヘルシービビンバ
校内の圃場で育てたニンジン、ホウレンソウ、ピーマンなど5種類以上の彩り野菜を使用。ご飯との配分やコチュジャンダレの配合比率は、延べ10回以上の試作を重ねて決定しました。仕上げに混ぜるナムルは、茹で時間や味付けの塩分濃度を測定し、食感と風味のバランスをこだわりぬいて調整。試食した教職員からは「毎日でも食べたい」という声が上がりました。

■地元食材を活用・特製カレーパン
北海道産のじゃがいも、玉ねぎ、豚ひき肉をベースに、クミン、コリアンダー、ターメリックを配合した自家製スパイスを使用。煮込み時間は最短1時間、最長2時間と複数パターンを検証し、野菜の甘みとスパイスの風味が調和するポイントを探りました。揚げパンは温度管理を徹底し、外はサクサク、中は熱々の食感が楽しめる仕立てに。販売開始からわずか30分で完売する人気ぶりでした。

 この販売イベントは、学生たちが自ら育てた野菜を使い、商品企画から調理・販売・接客までを実体験できる貴重な機会となりました。調理技術や衛生管理はもちろん、どうすれば手に取ってもらえるか、どのような声かけが心に響くかなど、実社会で求められる複数の視点を学ぶきっかけにもなりました。

ITメディア学科の学生たちがアクティブスペースでランチ!

 販売後には、購入していただいた学内の方々からアンケートを回収。味や接客に関する感想やご意見をお寄せいただき、今後の改善や次回の企画への参考につなげていきます。

即完売のビビンバ
即完売のカレーパン

 ICTを活用した「スマートな農業」を学ぶ中で、学生たちは「育てる」「作る」「届ける」までを一貫して経験し、「食」の可能性を広く捉えて実践に取り組んでいます。北海道の豊かな自然と最先端テクノロジーを背景に、これからも学生たちが挑戦し続ける学びにぜひご注目ください。

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