【北海道ハイテクアスリートクラブ】「第107回日本陸上競技選手権大会」に出場しました。

【北海道ハイテクアスリートクラブ】「第107回日本陸上競技選手権大会」に出場しました。

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「第107回日本陸上競技選手権大会」が2023年6月1日から4日までの4日間、台風影響下のヤンマースタジアム長居(大阪府大阪市)で開催され、北海道ハイテクACに所属する島田雪菜選手(北央電設株式会社)が女子100mに、高橋佑輔選手(札幌市役所)が男子110mHに出場しました。女子100mHの村岡柊有選手は故障のため欠場しました。

チーム北海道ハイテクAC
(左より島田雪菜選手、高橋佑輔選手、髙田雄一トレーナー、込山明トレーナー)

大会には、トレーナーで北海道文教大学教授(理学療法学)の髙田雄一先生と、アスレティックトレーナーの公認資格と鍼灸師・あん摩マッサージ師の資格を持つ東京メディカル・スポーツ専門学校の込山明先生もチームに帯同しました。

今大会は、世界選手権やアジア選手権への出場の切符がかかった日本代表選手選考競技会を兼ねての開催。この日本陸上競技選手権大会への出場は、前年の優勝者か資格記録を上回り、直近の地域選手権大会で3位までに入るなどの厳しい条件をクリアしなければなりません。出場資格記録は男子110mHが13秒95、女子100mが11秒8。島田選手、高橋選手はその厳しい条件を突破し、この大会の出場権を手にしました。フルタイム勤務の社会人アスリートにとって、日本中のトップアスリートが集結する本大会に出場できること自体、大変なことです。

【大会初日】
■女子100m
島田雪菜選手(北央建設株式会社)
成績:予選 12秒21 予選4組 7着

2020年の日本選手権陸上に出場して以来3年ぶりに出場権を獲得して日本最高の舞台に立った北海道ハイテクノロジー専門学校卒業生の島田選手。「ワクワクします。日本選手権は特別感があって大好きです、楽しんできます」。明るく笑顔を浮かべながらこう言って、100m予選4組に向かいました。

メインスタンド側第9レーンからの出走。選手紹介に大きく手を振ってこたえ、一斉にスタート。「スタートは今年のレースでは一番良かったと思います」。レース後にこう振りかえった島田選手のリアクションタイムは0.181。4番目の速さですが勢いがありました。その勢いで中盤に突入していきましたが、やや身体を起こすのが早かったか、後半の加速に持って行けませんでした。結果は7位、タイムは12秒21。楽天的な面もある島田選手ですが、レース後、予選敗退に「腰と胸が反ってしまって…」と、イメージ通りに一直線の前傾姿勢が取れなかったことを悔しがっていました。

3年ぶりに出場が叶った日本選手権に向けて、昨冬、仕事が終わると学校と職場の後輩の吉田明香里選手とともに、連日、雪道にクルマを飛ばして恵庭のインドアスタジアムに通いました。心肺機能のアップと体力アップなど基礎能力の向上を繰り返しやってきたことで自信もありました。

「スタートから中盤までは悪くはなかったのですが、タイムは悲惨でした!イメージしてきたことが、まだ無意識にできる段階になっていなかったということですね」まだまだ練習が足りなかったと悔しげな表情を見せながら、レースを振り返りました。

この日、会場には、地元福井から車で駆けつけたお父さんの姿もあり、「スタートは良かったので、後半もう少し頑張ってくれればよかったのですが」と晴れ舞台での愛娘の姿に目を細めておられました。また、職場では、同僚や後輩から上司までLive映像で応援してくれていたのか、結果を報告すると、「見ていたよ、いいスタートだったよ」「カッコよかったよ」とあちらこちらから声が飛んできました、と嬉しそうに話していました。

「仕事も走りも楽しいです!」と11秒69の自己記録を持つ島田選手は、日本選手権の決勝の舞台に再び立てる日を夢見て、引き続き課題に挑戦できることを前向きに捉えていました。

島田選手(写真右)、髙田トレーナー(写真中央)、込山トレーナー(写真左)

【大会3日目】
■男子110mH
高橋佑輔選手(札幌市役所)
成績:予選 13秒88 予選2組 4着

この4月、高橋選手は、札幌市役所の区役所勤務から本庁勤務に異動し、所属する局も仕事も変わるという大きな変化がありました。

高橋選手(写真右)と髙田トレーナー(写真左)

今シーズンは、わずかな練習時間を使って、自分一人でフォームの改善やハードリングの技術の改良に取り組んで、試合前には、「今日は調子がいいです」と話していた高橋選手。チームのトレーナーで北海道文教大学 医療保健科学部教授(理学療法学)の髙田雄一先生も自ら撮影した映像やデータ解析から「彼の走りは少しずつですがよくなっていますし、それを自身でも実感しています。きっと結果を出してくれると思います」と、期待を込めました。

線状降水帯が襲った前日とは打って変わって、好天に恵まれた大会3日目、高橋選手は110mHの予選2組に出場。号砲と共に第6レーンの高山峻野選手(ゼンリン)の隣の第5レーンからダッシュ、リアクションタイム0.142と2番目に速い反応でスタートしました。「このままいけば、2着圏内は確実か」と思ったのもつかの間、中盤から後半にかけて、いつもの伸びがなく、結果は13秒88の4着で決勝進出は叶いませんでした。

「最後までかみ合いませんでした…」。レース直後、一言、こう言い残して、練習グラウンドになっているサブグラウンドに向かった高橋選手。いつものようにクールダウンのランニングをするでもなし、ただただ、ゆっくりゆっくりグラウンドの外周を歩いて、悔しさを懸命に抑え込もうとしていました。

両選手共に、残念ながら決勝には進めませんでしたが、北海道ハイテクACの正垣雅規代表兼監督は「来年の日本選手権にもチャレンジできるよう、今シーズンの残りの試合に全力を傾けて欲しい」と選手にむけて、今後の活躍に期待を込めて話していました。

高橋選手も島田選手も、「次の大会に向けて頑張ります!」と気持ちを切り替えていました。

■北海道ハイテクアスリートクラブ
https://ac.hht.ac.jp/

【東京メディカル・スポーツ専門学校】教員が東南アジアのオリンピック「SEA GAMES カンボジア大会」ミャンマー代表の柔道チームに帯同しました

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2年に1度開催される東南アジアのオリンピック「SEA GAMES カンボジア大会」が2023年5月5日~17日にカンボジアにて行われ、東京メディカル・スポーツ専門学校の教員である、柔道整復師科の大野智子先生と鍼灸師科の印南(いんなみ)秀先生が、ミャンマー代表の柔道チームに帯同しサポートしました。

ミャンマー代表治療チームのメンバー。大野智子先生(左から2番目)、印南秀先生(右端)
ミャンマー代表治療チームのメンバー。大野智子先生(左から2番目)、印南秀先生(右端)

これは、ミャンマー政府公認のトレーナー団体「PARK TRAINERS ASSOCIATION」の代表を務め、10年以上前からミャンマーでトレーナー技術指導やチームサポートを行う、中島嘉和先生のお力添えがあって実現したものです。中島先生は柔道整復師科2年生の実技授業を担当しており、現場の様子も学生達に伝えながらご指導下さっています。

今回の帯同では、ミャンマー代表選手の応急処置、テーピング、治療などを行いました。初めて鍼灸師がサポートに来たということもあり、鍼治療の需要が非常に高く、他国の監督やコーチ、選手らも興味深く見学をしていました。

試合前の選手にテーピングを施す大野先生
試合前の選手にテーピングを施す大野先生
鍼治療を行う印南先生
鍼治療を行う印南先生

東南アジアは、治療やコンディショニングの認知度が低いため、本校の教員たちが積極的にサポートすると、多くの国の選手らから大変感謝されました。

治療やテーピングを通じて国際交流を行うことができ、日本の技術や知識を広める絶好の機会となりました。今後もこの交流を活かし続けていくことで、東南アジア全体、また世界を舞台に、トレーナーとしてスポーツ選手の成長に貢献できるようになれればと思います。

選手とコミュニケーションを取りながら治療を行う印南先生
選手とコミュニケーションを取りながら治療を行う印南先生

 

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【東京メディカル・スポーツ専門学校】江戸川区と共同で2023年度スポーツ大会を開催しました

ニュース 社会貢献

東京メディカル・スポーツ専門学校は、2023年5月11日(木)に江戸川区スポーツセンターで『2023年度スポーツ大会』を開催しました。

『クラスの団結力を強くすること』『パラスポーツ体験を通じて学生自身がパラスポーツを学ぶこと』の2つを目的として、江戸川区・ブラインドサッカー協会と共同して企画・運営しました。

各クラス代表が出場し白熱したバスケットボール
各クラス代表が出場し白熱したバスケットボール
ドッチビーを楽しむ学生たち
ドッチビーを楽しむ学生たち

競技種目は、バスケットボール・ドッチビーの2種目で各クラスからの代表選手を募って実施しました。また、パラスポーツ体験として全員参加型で学科学年混合のチームでブラインドサッカーとボッチャを行いました。

江戸川区パラスポーツ課の方からボッチャの説明を真剣に聞く学生たち
江戸川区スポーツ振興課パラスポーツ係の方からボッチャの説明を真剣に聞く学生たち
ブラインドサッカーでは、アイマスクをして目を見えない状況を体感しました
ブラインドサッカーでは、アイマスクをして目を見えない状況を体感しました

参加した1年生・2年生は、各クラスオリジナルTシャツを作成したクラスもあれば、教員がチームに入って学生と一緒に競技に参加したクラスもありました。競技種目では、クラスが一体となって、仲間を応援していた姿がとても印象的で、クラスの団結力の高まりを感じました。パラスポーツ体験では、競技の体験や学びだけでなく、学科学年を超えた交流も生まれ、学生同士のつながりも深まりました。

スポーツ大会に参加した全員で集合写真
スポーツ大会に参加した全員で集合写真

最後は充実した笑顔で全体写真とクラス写真を撮影。入学して約1カ月という1年生、これまでコロナ禍で大きなイベントがなかなか実施できずにいた2年生、共に思い出に残る学校イベントとなりました。

 

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【東洋言語学院】葛西「四季の道」・新田地域ふれあいフェスティバルに参加しました

イベントサポート・出演 ニュース 産学連携 社会貢献

江戸川区 葛西「四季の道」・新田地域ふれあいフェスティバルが、好天に恵まれた梅雨入り前の日曜日、2023年5月28日に行われ、東洋言語学院の学生たちが参加しました。毎年5月に当学院の近くで行われている江戸川区葛西新田地域のお祭りで、コロナ禍による中止も続き、今回は4年ぶりの開催となりました。
ここ数年、コロナ禍で地域の方々との交流は見合わせていたため、住宅地の中にある日本語学校としての強みを十分に生かすことができていませんでした。

再開したふれあいフェスティバルをきっかけに、より多くの地域の方々に、留学生のことや学校のことを知ってもらいたいと考え、34の国・地域の留学生有志の実行委員が、模擬店や日本語教師体験教室、言語教室の運営を行いました。異なる文化的背景を持つ学生たちが日本語を使い、自分たちのこと、そして学校のことを知ってもらうため、大きな声と笑顔で地域の人たちとふれあいました。

学生たちはお客様の目線に合わせて日本語で接客を行いました。

ある学生は、接客中に、「こんなにたくさんの留学生が(東洋言語学院の)あの建物にいるなんて知りませんでした」と声をかけてもらったそう。

模擬店ではナチョスを販売。3種類のソースについて笑顔で説明。心からのお礼もお伝えします。


また日本語教師体験教室では、地域の方が学生たちに葛西・新田地域について話をしてくださいました。参加していた学生たちは「あ!その場所について知っています!」「行ったことがあります!」と、生きた日本語を使うチャンスを楽しんでいるようでした。

校舎に来校した地域の方へ外国語レッスン中の学生たち

来校した地域の方へ向けて、学生たちが外国語レッスンを行い、スペイン語・イタリア語・インドネシア語などを教えました。小さなお客様にも外国語レッスンは好評で、「もう一回やりたい!」と帰り際に感想をもらえました。

地域のお子様にも大好評の外国語レッスン

江戸川区は国籍・年齢・性別などの多様性を認め合い、誰もが安心して暮らせる『ともに生きるまち』を目指しており、東洋言語学院が地域の方々へ貢献できることは益々増えていくと考えられ、さらに地域との関係構築を進めてまいります。

 

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【北海道ハイテクアスリートクラブ】東日本実業団陸上選手権大会に出場しました

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学校法人滋慶学園が支援する「北海道ハイテクアスリートクラブ)」に所属する6名のメンバーが、2023年5月20日(土)、21日(日)にカンセキスタジアムとちぎ(栃木県宇都宮市)で開催された「第65回東日本実業団陸上選手権大会~兼第71回全日本実業案対抗陸上競技選手権大会予選会」に出場しました。

北海道ハイテクアスリートクラブ(以下、北海道ハイテクAC)は、学校法人滋慶学園が働きながら陸上活動をするトップアスリートを支援することで、社会人競技者の活性化とすべての人々(業界)への社会貢献に寄与しています。

北海道ハイテクACは、OLやホテルの広報、教員や公務員など社会人として働きながら、好きな陸上を続けたいと集う“社会人アスリートのチーム”です。メンバーの想いは、陸上ができる幸せに感謝し、「今日より少しでも成長した明日の自分」を夢見ること。

所属する6名のメンバー全員が出場しました。

【北海道ハイテクAC 所属メンバー】
男子110mハードル:高橋佑輔選手(札幌市役所)
男子100m:星汰一選手(鶴雅観光開発株式会社)
女子100m:島田雪菜選手(北央電設株式会社/北海道ハイテクノロジー専門学校卒業生)
      吉田明香里選手(北央電設株式会社/北海道ハイテクノロジー専門学校卒業生)
女子100mハードル:村岡柊有選手(千歳空港グランドスタッフ)
女子走高跳:京谷萌子選手(北海道知内高等学校)

北海道ハイテクACのメンバーたち
北海道ハイテクACのメンバーたち

専属トレーナーの北海道文教大学教授(理学療法学)髙田雄一先生、アスレチックトレーナーの公認資格と鍼灸師・あん摩マッサージ師の資格を持つ東京メディカル・スポーツ専門学校の込山明先生もチームに帯同しました。

メンバーの今大会での挑戦をご紹介します。

【大会1日目】
■男子100メートル
星汰一選手(鶴雅観光開発株式会社)
成績:予選 11秒21(予選23組2着)

5月初めに行われた札幌の記録会では11秒01を出し、「いい勝負ができるかも」と期待を込め、充実した気持ちで大会に参戦しました。

各種目の中でも男子100mは、各地の実業団チームから足に自信のある選手が続々とエントリーし、予選だけで25組。準決勝に進めるのは、各組の1位とプラス上位タイム者7名のみの難関。結果は予選2着、タイムは11秒21と不本意な成績となり、準決勝には進めませんでした。

「いい走りができるときと悪い時の差が大きいのです。今日は悪い走りの日でした。自分のリズムで走れず、最初からオーバーストライドになってしまいました」。残念そうな表情でこう振り返った星選手は、「次は自分のリズムで走れるように課題を克服したい。7月の北海道選手権をターゲットに、出直して調整します」と話していました。

レースを走る星汰一選手(写真中央)

■女子100メートル
島田雪菜選手(北央電設株式会社)
成績:予選 12秒30 (予選1組2着)
   決勝 12秒25 (第7位) 

女子100mに参戦した北海道ハイテクノロジー専門学校の卒業生で、OLとして同じ会社で働く島田選手と吉田選手は冬の間、雪に閉ざされた恵庭の北海道ハイテクACインドアスタジアムで練習に取り組んできました。

島田選手は5組ある予選の1組目に出場。「今年はまだ11秒台が出せていないので、ぜひ出したい…」。思い切って走った予選は2位の12秒30で決勝に滑り込みました。決勝では素晴らしいスタートを切りましたが、後半スピードに乗れず7位。12秒25と予選よりもタイムを縮めることができましたが、11秒69の自己記録を持ち、スタートも良かっただけに、最後まで加速できなかったことが悔しそうでした。「次の日本選手権では11秒台を出せるよう頑張ります!」とすぐに気持ちを切り替え、笑顔で話してくれました。

力走する島田雪菜選手(写真中央)

■女子100メートル
吉田明香里選手(北央電設株式会社)
成績:予選 12秒75(予選2組4着)

予選2組には社会人1年目の吉田選手が出場。島田さんと会社が終わると雪道を車で20分の北海道ハイテクACのインドアスタジアムに足を運び、走りこんできました。

「昨日はよく眠れました。気楽に楽しく走れたら最高です。それでタイムがついてきてくれたら…」。結果は4位のタイムは12秒75。昨シーズンは故障であまりレースに出られなかっただけに、「今日は両親が鳥取から応援に来てくれているのです」と、家族の応援を受けて走れたことが、とてもうれしそうでした。

予選4位の吉田明香里選手(写真右)

■女子100mハードル
村岡柊有選手(千歳空港グランドスタッフ)
成績:予選 14秒32(予選1組7着)

昨年秋にケガをして、今期もシーズン入りしてから全力で走れない状態が続いてきましたが、村岡選手はその分、筋トレなどに力を入れ体力の底上げを図ってきました。そんな中、4月の織田記念陸上、5月の木南記念陸上と連続して出場しましたが、「結果はひどい成績でした」。ただ昨シーズンもこの東日本実業団陸上で予選、決勝と13秒台を出し、復調のきっかけとなっただけに、「この大会で13秒台が出てくれれば」と予選1組に挑みました。結果は14秒32。織田記念、木南記念の記録は上回ったものの7位に終わりました。

試合後、「今回もイメージ通りにいきませんでした。でもスタートは段々よくなってきています。一つずつよくして行って、次につなげたいです」と語っていました。今年に入って仕事も変わり、千歳空港のグランドスタッフとして働き始めた村岡選手。「私は夏が好きなので、夏ごろに13秒台前半が出せればと思っています」と明るく話していました。

懸命に前を追う村岡柊有選手(写真左)

■男子110mハードル
高橋佑輔選手(札幌市役所)
成績:予選 14秒11(予選2組1着)、
   決勝 DNF(途中棄権) 

昨年の日本選手権で4位に入り、一躍トップ選手として注目を浴びてきた高橋選手ですが、「今シーズンはスタートに重点を置いて、何回も何回もこれではないなとダメ出しを繰り返し、ようやく1つこれかなとしっくりくるものがみつかりました」と、スタートが安定してきたことに自信を深めて今大会に臨みました。コーチもなしで、北海道ハイテクACの専属トレーナーで北海道文教大学教授(理学療法学)の髙田雄一先生からの動画分析などのデータサポートやアドバイスを受けながら、勤務終了後に、自力でのステップアップを目指して練習に取り組んできました。なによりも前向きにセルフコントロールできるようになり、「メンタル的には充実しています」と昨年よりもチームの兄貴分、リーダーとしての風格も備わったようです。

予選では14秒11でしたが、3組全体のトップタイムで、余裕の決勝進出。「これまでやってきたことを一つ一つ確認しながら走りました」と冷静にレースを振り返りました。
いよいよ決勝のスタート。優勝候補の筆頭として、決勝前の場内アナウンスの紹介も行われました。最初の8歩から1台目をクリアし2台目へ。そこで第6レーンから高橋選手の姿が消えたのです。1台目でバランスを崩し、立て直そうとしてつま先からハードルに突っ込んでしまい、まさかの転倒。

「普通はハードルにあたる瞬間、かかと部分であたるので、そのまま前に抜けたのですが、つま先だったので…」ととても悔しそうでした。
他の選手たちが全員ゴールした後、悄然とした様子でハードル横をゴールに向かった高橋選手は、会場が見守る中、重い足取りでゴールに辿り着いた高橋選手はゆっくりと第6レーンに向かい、静寂感が漂う無人のレーンに向かって深々と一礼しました。スタンドから拍手が起こりました。

予選をトップで走る高橋佑輔選手

■女子走高跳
京谷萌子選手(北海道知内高等学校)
成績:決勝 1m60(第6位)

北海道知内高等学校で陸上部の顧問や担任をするなど、自分の練習もままならない教員生活。「今年はダメです。筋肉が落ちてきて思うように練習できない状態です」。開口一番、今シーズンの調子を聞かれた元日本チャンピオンはおもわず弱音を漏らしました。「きのうも支部大会の審判をやって、6時間立ちっぱなし。足がパンパンです」。と言いながら、いざ試合が始まると、1m50からスタートした京谷選手は、1m55、1m60とバーを上げながら、いずれも一回で面白いようにクリアしていきます。

試合前、「試合に出れるだけでありがたいことです。見える形で恩返ししたいし、生徒も含めいろんな関わりのある人たちに格好いい姿を見せたいですね」と話していたとおり、期待の気持ちが高まります。しかし1m65にバーがあがると、3回連続でバーを落としてしまいました。結果は6位でした。

「初心に帰って、調子のよかった時の自分の動きを思い出しながら、トレーニングを積み上げて徐々に感覚を取り戻していきます。恰好いいところを見せたいので」と話していました。
京谷選手の今後の復活が楽しみです。

1m60を1回で成功させた京谷萌子選手

【大会2日目】
■女子200m
吉田明香里選手(北央電設株式会社)
成績:26秒44 (予選3組4着)

「今日はレースを楽しみます」。こう言って会場に向かった吉田選手は懸命の走りを見せてくれました。結果は予選3組4位の26秒44。自己ベスト(24秒80)には届きませんでしたが、「十分に楽しかったです」と笑顔を見せました。

それでもレースの出来については、首をかしげながら「65点」だと自己採点しました。マイナス35点は、「後半の20mの体力がありませんでした。走りがバラバラになってしましました」と振り返ります。「これまではスタートとか走り方とか技術面ばかりが中心でしたが、これからは200mを走り切れる体力をつけたいです」と、この日の200mに出場した選手の中で最年少の社会人アスリートは、かなり真剣な表情を見せていました。

200mに挑んだ吉田明香里選手

■女子200m
島田雪菜選手 
成績:予選 DNS(欠場)

北海道ハイテクACの選手たちのこれからの活躍にぜひご注目ください。

■北海道ハイテクアスリートクラブ
https://ac.hht.ac.jp/

【東京ベルエポック製菓調理専門学校】アレンジレシピで販売促進を!~株式会社明治&ワイズマートとのコラボレーション企画

ニュース 企業プロジェクト・企業課題 産学連携

東京ベルエポック製菓調理専門学校の学生たちが、明治ブルガリアヨーグルトなどで有名な、株式会社明治の商品を使用して、簡単に作れるアレンジレシピを考案しました。
考案したレシピは、2023年4月26日からスーパーマーケット「ワイズマート中葛西店」で販売促進ツールとして、ポスターやポップが店頭に掲示され、チラシ広告としても使用されました。

株式会社明治の商品を手に販売促進ポスターの前で
株式会社明治の商品を手に販売促進ポスターの前で
実際使用されたメニューリーフレット
(クリックで メニューリーフレット が閲覧できます)

アレンジレシピの条件は、明治の商品を1個以上使用し、誰もが簡単に作れるフード系・デザート系のレシピを考案するというもの。現在、調理師科・パティシエ科・パティシエ実践科の2年生が1年生時の冬休みの課題としてレシピを考案し、学内試食会で4名が選ばれました。

試食会では、株式会社明治とワイズマートの方々に考案したアレンジレシピを召し上がっていただき、工夫点や想いなどを織り交ぜ、プレゼンテーションを行いました。

学内選考会の様子
学内試食会の様子

店頭では、学生が考えた「アレンジレシピ」を見て明治の商品を購入されたお客様も多く、実際に作ってみて美味しかったと言われた方もいたようです。新しいレシピの考案をすることで多くの方々に笑顔になっていただくことができました。

店内に掲示されている販売促進ツールの前で
店内に掲示されている販売促進ツールの前で

 

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【仙台デザイン&テクノロジー専門学校】新校舎の竣工式が行われました

ニュース

JR仙台駅東口から楽天モバイルパーク宮城球場に繋がる大通りに面した、仙台デザイン&テクノロジー専門学校(以下、TECH.C. 仙台)の新校舎(宮城県仙台市宮城野区榴岡4丁目12-10)が完成し、2023年4月13日に関係者出席のもと、竣工式が執り行われました。

TECH.C仙台の新校舎
TECH.C仙台の新校舎

竣工式では、竣工の儀、礼拝の儀、祝杯の儀が執り行われ、学校法人滋慶学園を代表して村上誠悟常務理事が挨拶を述べました。

TECH.C.仙台の新校舎は、仙台駅東口から徒歩7分という好立地にあります。
新校舎のコンセプトは「何もないところから作り上げていく、創造力をかきたてるような剥き出しの空間。これから学ぶ新しい世界。自らをさらけだして、創造力と可能性へと広がっていく空間『express yourself』」。

ハイスペックなゲーミングPCを設置され様々な演出も可能なe-sportsルーム、撮影や編集・中継など映像制作に関する設備が整う映像撮影・編集ルームなど、最先端の機材が完備された空間から、吹き抜けとなっている開放的な図書館、大型透過性LEDサイネージが設置されたエントランスホールなど、仲間とのコミュニケーション空間まで、創造力を掻き立てる充実した設備を備えた校舎となっています。

在校生一人ひとりが最高の環境で創造力を高め、素晴らしい学生生活を送り、世界に感動を届けることが期待されます。

 

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東京情報デザイン専門職大学の入学式が行われました

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2023年4月に開学した東京情報デザイン専門職大学の入学式が4月12日(水)、同大学で行われました。第一期生となる新入生は、テクノロジー分野の即戦力、専門職業人材としての期待を背に学びをスタートしました。

TID第1期生となる新入生の仲間達
TID第1期生となる新入生の仲間達

中鉢良治学長が式辞「企業は今まで以上に即戦力のデジタル人材を求めている」

中鉢学長は東北大学で工学博士の学位を修得し、ソニーに入社。代表執行役社長、副会長などを歴任し、産業技術総合研究所の理事長に就任。現在も同研究所の最高顧問として指導的な立場にあります。
ゴスペルアンサンブルの先導による国歌斉唱に続き、中鉢良治学長が式辞を述べました。

式辞を述べる中鉢良治学長
式辞を述べる中鉢良治学長

ここ数年、日本が大きなデジタル化の波にさらされてきたことに言及。多くの分野でAIの導入・自動化が進んでいることや、チャットGPTの活用をめぐって様々な議論がなされていること、新規人材が必要な職種のJOB型採用が増えていることなどを挙げ、「企業がこれまで以上に実践的な即戦力を求めています。こうした変化はすべてデジタル技術が引き金になっているといっても過言でありません」と語りました。

政府も企業もDXの必要性を唱える半面、DX人材が決定的に不足していることを指摘。2030年には最大で79万人が不足するという経済産業省の予測を示しました。そのうえで同大学の特徴について、通常の大学とは異なり、職業を意識した実践力と高度な知識の習得が目的で、建学の精神が「実践」「自立」「創造」であることや、教員の7割が企業出身者であること、学生に660時間、約4カ月の企業研修を義務づけていることなどを説明しました。

そして「社会はDX人材が一人でも多く、一日でも早く活躍することを願っています。企業は皆さんを待っているのです。皆さんも教職員も本学の一期生。私は初代の学長です。4年間は厳しくても“今日も笑顔であいさつを”のモットーを励行し、本学の新しい歴史と伝統を共につくっていきましょう」と呼びかけました。

日本マイクロソフト 中井陽子統括本部長が祝辞「未来に備える6Cのスキルが大切」

続いて日本マイクロソフトのパブリックセクター事業本部 文教営業統括本部、中井陽子統括本部長がお祝いのスピーチされました。

祝辞を述べる日本マイクロソフトの中井陽子統括本部長
祝辞を述べる日本マイクロソフトの中井陽子統括本部長

中井本部長は、大量のデータを安全に蓄積することが出来るクラウドの開発によって、人工知能やロボティクスなど産業を支える技術が飛躍的に発展してきたことに触れ、「生活の中でデジタルは欠かせないものになっています。そしてDXはあらゆる企業が行うようになり、人はより創造性の高い仕事に取り組めるのです」と指摘しました。

これから活躍する若い人たちには、Future-ready skills(未来に備える力)として「6Cのスキル」が大切だといい、次の言葉を挙げました。

・Communication:議論しあう力
・Collaboration:協働しあう力
・Critical Thinking:疑問を逃さない思考性
・Creativity:創造性
・Curiosity:好奇心
・Computational Thinking:計算論的思考

AIテクノロジーが身近になってきたことに言及し、「AIをどのように使うか、これから議論がもっと盛んになると思います。使わないという選択肢ではなく、使ってみてどのように活用するのかを考えることが人の知恵。デジタルでどうやって世の中をより良くするのか、問題に苦しんでいる人たちを如何に助けていくか、人口減少が続く日本を如何にして豊かにしていくか…。皆さんのこれからの学びと知恵によって決まってくると思います」と語りました。

最後に「知識を吸収して知恵に変え、仲間と一緒にいろんなものを作っていく、考えていくということに時間を使ってください。皆さんのご活躍をパートナー企業として見守っていきたいと思います」と激励しました。

江戸川区の斉藤猛区長よりメッセージ「連携して一緒にDXに取り組みたい」

ビデオメッセージを送る江戸川区の斉藤猛区長
ビデオメッセージを送る江戸川区の斉藤猛区長

斉藤猛区長はビデオメッセ―ジで「東京情報デザイン専門職大学は江戸川区で初めて創設される4年制の大学。医療や福祉、デザインなど様々な分野で多くの専門学校を運営している学校法人滋慶学園と江戸川区は、地域社会の活性化などを目的とした包括協定を締結するなど、長年にわたり連携を深めてまいりました」と学園とのつながりを説明しました。

大学が立地する小松川の地域について、災害に強い安全で快適なまちづくりとして、再開発事業や荒川の堤防強化事業を実施してきたことや、小松川千本桜に代表される豊かな水辺の環境に恵まれた利便性の高いまちとして成長してきたことを説明しました。

「歴史あるこの地に専門職大学が開学したことは喜ばしい限りです。本区もDXを推進しています。皆さんと連携して一緒に取り組めることを楽しみにしています。大学の恵まれた環境を活かして勉学に励み、日本のデジタル産業を担う人材へと成長されることを心から願っています」とエールを送りました。

浮舟邦彦理事長が祝辞「実践的に学べる環境で創造性やマネジメント力を」

祝辞を述べる浮舟邦彦理事長
祝辞を述べる浮舟邦彦理事長

浮舟理事長は祝辞の中で、学校法人について説明。1983年に学校法人滋慶学園を設立。東京医薬専門学校(現・東京医薬看護専門学校)でスタートし、滋慶学園は現在、同専門職大学を含め35校までに成長しました。

この専門職大学の特色について、実務家教員が多いことや、長期インターンシップの制度によって現場で学べる特色があることなどを挙げ、「実践的に学べる環境で、創造性やマネジメント力を身に付ける場なのです」と語りました。

そして「社会は少子高齢化、DX化という大きな変化を迎えています。AIやメタバースなどのテクノロジーが飛躍的に発展している今、社会が皆さんを待っているのです。皆さんはこれからの人材なのです」と強調。そのためにも社会人としての身構え・気構え・心構えを身に付けることや、コミュニケーションの原点である「笑顔でのあいさつ」の大切さを説きました。

さらに「これからの皆さんの職場は国を越え世界になります。異なる文化や価値観を理解し、国際的な感性を養って頂きたいと思います。共に学ぶ仲間との人間関係、先生や業界の方々との人間関係を大切にしてください。人的なネットワークは将来の大きな財産になるはずです。皆さん、地域の方々と一緒になって良い大学をつくっていこうではありませんか!」と力強く締めくくりました。

卒業生・在校生による産学連携プロジェクトのプレゼンテーション

式典の後は“第1回目の授業”として、滋慶学園の卒業生や在校生6人による日本語と英語でプレゼンテーションがおこなわれ、「業界に必要な人材を業界と共に育成する」という産学連携システムにより取り組んできた成果を紹介しました。

マツダ企業プロジェクト「20年後のマツダブランドを想定した車輛の提案 EXTRAORDINARY」TCA自動車デザイン科 中山さん

マツダ企業プロジェクト
「20年後のマツダブランドを想定した車輛の提案 EXTRAORDINARY」
TCA自動車デザイン科
中山さん

セガ企業プロジェクト「プロサッカークラブをつくろう!ROAD TO WORLD」 若年層を獲得するためのプロモーションプラン提案 東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)卒業生 遠藤さん

セガ企業プロジェクト
「プロサッカークラブをつくろう!ROAD TO WORLD」 若年層を獲得するためのプロモーションプラン提案
東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)卒業生
遠藤さん

ディズニー公式動画配信サービスDisney+ 「ペンタトニックス ザ・ワールドプロジェクト」東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)金子さん 

ディズニー公式動画配信サービスDisney+
「ペンタトニックス ザ・ワールドプロジェクト」
東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)
金子さん 

ソニー コンピューターサイエンス研究所「AI楽曲制作プロジェクト」
東京スクールオブミュージック専門学校渋谷 卒業生 大城さん

ソニー コンピューターサイエンス研究所
「AI楽曲制作プロジェクト」
東京スクールオブミュージック専門学校渋谷
卒業生 大城さん

日本マイクロソフト企業プロジェクト「HoloLens2を用いた体験型脱出ゲーム制作『HoliDive』」東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)永井さん

日本マイクロソフト企業プロジェクト
「HoloLens2を用いた体験型脱出ゲーム制作『HoliDive』」
東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)
永井さん

インテル企業プロジェクト「会議室の新しい企業プロジェクト」東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)細河さん

インテル企業プロジェクト
「会議室の新しい企業プロジェクト」
東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)
細河さん

グランドフィナーレはゴスペルアンサンブルによる「You Raise Me Up」の歌で新入生を祝福

『You Raise Me Up』を披露する斉藤さんとゴスペルアンサンブル
『You Raise Me Up』を披露する斉藤さんとゴスペルアンサンブル

最後に、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校のゴスペルアンサンブルと同校卒業生でジャネット・ジャクソンのバックコーラスなど多くのアーティストと共演してきた斉藤さんのヴォーカルによる『You Raise Me Up』が披露され、夢に向かって歩きはじめた新入生の入学を祝福し、励ましました。

新入生たちは新しい仲間と共に、希望に満ちた学生生活のスタートを切りました。

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東京情報デザイン専門職大学が開学

ニュース

情報とテクノロジーを学び、AI、IT、ゲーム業界などで活躍できる人材の育成を行う東京情報デザイン専門職大学の開学式が、4月1日(土)、同大学キャンパス(東京都江戸川区小松川2-7-1)にて、好天で満開の桜が咲き誇る中、執り行われました。

東京情報デザイン専門職大学が開学
除幕式の様子(左より新入生代表者、中鉢良治学長、浮舟邦彦理事長、新入生代表者)

開学式には情報デザイン学部で学生の教育にあたる教授や准教授、講師の先生方と事務職員らが参加しました。
開学セレモニーとして、正門前に設置された大学名を記した御影石製の「石板」の除幕式が行われ、参加者の見守る中、学校法人滋慶学園理事長 浮舟邦彦と同大学初代学長 中鉢良治、それに新入生を代表して学生2名も加わり、4名が除幕しました。覆っていた幕が取り外されると「TID 東京情報デザイン専門職大学」の大学名がくっきりと記された石板が披露され、拍手とともに参加者全員で開学を祝しました。

開学式に参列した教職員一同で記念撮影
開学式に参列した教職員一同で記念撮影

辞令交付式の後、中鉢学長が初訓示

除幕式後は辞令交付式が行われ、浮舟理事長から正式に辞令を受けた中鉢学長が、情報デザイン学部学部長に就任する松井俊浩教授をはじめとした教員一人ひとりに辞令を交付しました。

辞令交付式の様子
辞令交付式の様子

教職員を前に、中鉢学長は初訓示し、「これまで準備に取り組んできた年月は長い人も短い人も様々ですが、今日からは同じスタートラインに立ちます。世界で一番新しいことを教える大学ができるのであり、新しい学生の皆さんをしっかりと受け入れていきましょう」と述べました。

初訓示を行う中鉢良治学長
初訓示を行う中鉢良治学長

浮舟理事長が講話 「専門職大学のモデル校になれるような大学に」

そのあと、浮舟理事長が講話を行い、滋慶学園の概要について紹介し、「職業人教育を通して社会に貢献する」という本学園の開校以来のミッションや「実学教育」「人間教育」「国際教育」の3つの教育理念をはじめ、「一人ひとりの学生を大切にしている」こと、マネジメントや教職員一人ひとりが健康で幸せな人生を送れる組織でありたいと考えていることなど本学園が大切にしているマインド、考え方について、熱く語りました。

開学する情報デザイン学部については、同大学の目的や理念体系、設置の経緯についても説明。
最後に、「専門職大学は職業を重視した大学です。卓越した実践力に豊かな創造力やマネジメント力が加わった、社会に求められる質の高い人材を育成していこうという新しい取り組みです。ぜひ専門職大学としてのモデル校となれるような大学づくりを行っていただきたい」と、述べました。

その後、開学後最初の教授会や、学内システムの説明会、教職員親睦会などが行われ、4月12日に迫った入学式や新学期のオリエンテーションや授業開講など新入学生を受け入れる準備を進めました。

大学の最寄り駅(都営新宿線東大島駅)から大学へ向かう途中にある大島小松川公園では桜が満開に咲き誇っていました。

大学の最寄り駅(都営新宿線東大島駅)から大学へ向かう中位置する大島小松川公園では桜が満開

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東京情報デザイン専門職大学の設置認可を「可」とする答申がなされました。

ニュース

大学設置・学校法人審議会から文部科学大臣に対し、令和5年度開設予定の大学等の設置等に係る答申がなされました。

学校法人滋慶学園 東京情報デザイン専門職大学については、設置認可を「可」とする旨の答申がなされましたので、お知らせいたします。
詳細は、文部科学省ホームページをご覧ください。

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/daigaku/toushin/attach/1420729_00009.htm

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