【北海道ハイテクアスリートクラブ】今季最終「第71回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会」に参戦

【北海道ハイテクアスリートクラブ】今季最終「第71回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会」に参戦

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「第71回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会」が9月23日~24日、岐阜県岐阜市の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われ、北海道ハイテクアスリートクラブ(以下北海道ハイテクAC)から男子110mハードルの髙橋佑輔選手、女子100mと200mの島田雪菜選手、女子100mハードルの村岡柊有選手、女子走高跳の京谷萌子選手の4選手が出場しました。髙橋選手と女子100mの島田選手が予選を突破してB決勝に進出し、髙橋選手は第2位、島田選手は第7位入賞を果たしました。また村岡選手は予選第3位、京谷選手は決勝第13位と4選手それぞれが健闘しました。

左より込山トレーナー、 髙橋選手、京谷選手、島田選手、村岡選手

今シーズンは髙橋選手が北海道選手権で110mハードルと男子100mに優勝するなど各シーンではそれぞれの活躍が見られましたが、各選手の故障が目立つシーズンとなりました。フルタイムの仕事をこなす“社会人アスリート”の宿命ともいえる練習不足と、そのなかでの無理がたたっての故障という厳しい状態での今大会でしたが、さらに北海道との気温差10度以上という、連日31度真夏日炎天下の岐阜での条件は調整が難しくもありました。それでも各選手は来シーズンに向けて、それぞれ今季最後の公式戦に懸命に挑みました。

■島田雪菜 (北央電設㈱勤務/北海道ハイテクノロジー専門学校卒業生)

女子100m 
予選1組 2位 12秒12
B決勝  7位 12秒21

女子200m 
予選3組 3位 25秒31

予選2位に入った島田選手(写真手前)

大会初日の9月23日に女子100mの予選1組に出場した島田選手は、同組9選手の中でスタートはわずかに遅れますがそれでも持ち前のスタート・ダッシュ力で加速し、前を行く選手を追って、後半もスピードを維持して12秒12で2位に入り、B決勝へ進出することができました。昨年は同じ予選2位でしたが、タイムでA決勝に残れず、B決勝進出も僅差で逃し、悔しい思いをしたので、今回のB決勝への勝ち残りはチームにとっても嬉しいニュースでした。

そして午後3時から行われたB決勝。試合前、島田選手は「予選のタイムは良くなかったですが、次はトップを狙います!」と珍しく強気の言葉を口にしました。この大会の前の週に札幌で行われた記録会で11秒94と久々の11秒台を出し、このところ調子が上がっていたからです。 スタートから中盤までは横一線の集団に付いていきます。しかし11秒台を意識し走りますが、結局、後半伸ばせずにジリジリと後退、12秒21と予選よりタイムを落とし7位に終わりました。試合後「余計なことを考えてしまい、冷静さを欠いて力んでしまいました」と話していました。

この大会には、北海道ハイテクノロジー専門学校や東京メディカル・スポーツ専門学校で教壇に立ち、アスレティックトレーナーの公認資格と鍼灸師・あん摩マッサージ師の資格を持つ込山明トレーナーが、4人のメンバーの身体ケアのために駆けつけてくれました。

島田選手のケアをする込山トレーナー

心強い助っ人に「筋肉を触っただけで、頑張って練習してきたことが良く分かる」と褒められた島田選手でしたが、「やっぱり後半が課題です。明日も200mがあるので頑張ります!」と言葉を残して引き上げました。

また、翌日24日に島田選手は200mにも出場。予選3位という結果でした。試合後「スタート直後のコーナーはうまく行けたのですが、コーナーを抜けて直線に入ったところで風にあおられ、バランスを崩して立て直せませんでした」と振り返りました。気温差に突風と自然が相手ではどうにもならないといった様子でした。「後半に強くなれるように頑張ります!」と終始、前向きでした。

200mのコーナーを駆け抜ける島田選手(写真奥 ゼッケン157)
レース後大型ビジョンを見つめる島田選手

■男子110mH 髙橋佑輔(札幌市役所勤務)

予選4組 4位 14秒46
B決勝  2位 13秒95

“公務員アスリート”として金曜日の仕事を終えたあと、試合前日の23日の午後3時前に競技場入りした髙橋選手。今シーズンの前半は走力とハードリングがかみ合わずに転倒するなど苦戦の連続でした。ようやく7月中旬の第96回北海道陸上競技選手権で110mH(13秒85)と100m(10秒39)の2種目を制覇し、7月後半のFUKUI9.98CUPでは13秒48の自己2番目のタイムで5位入賞しました。そのあと行われた8月の国体予選では、110mHを13秒59、100mを自己最高の10秒33まで上げ、ここにきてハードルは13秒50前後をコンスタントに出せるようになってきました。ところが、その国体予選でアキレス腱にピリッと嫌な感覚が走りました。万一を考えて約1月間、練習を中断。この試合の5日前からスパイクをはいてハードルも飛びましたが、不安はぬぐえず、試合にでるかどうか、最後まで迷ったといいます。結局、かごしま国体の北海道代表にも選ばれているし、残り少ない試合を考えると、走るメリットがあるのではと覚悟を決めて、24日の正午から行われた予選に臨みました。

B決勝で力走する髙橋選手(写真中央)

場内アナウンスで重要選手として紹介を受けた髙橋選手は第8レーンに出場。スタートもいつものキレはなく、アキレス腱が気になって全力で踏み込めないのか、結果は4位の14秒46。今の髙橋選手からすると信じられない成績です。決勝はおろかB決勝もおそらく残れないだろうと思っていました。ところがB決勝メンバーの中に、髙橋選手の名前がありました。棄権するだろうと思っていたら、髙橋選手は「痛みはなくなっているし、レース感覚も戻ってきたようです」と、午後3時からのB決勝に出場を決めたのです。

社会人アスリートとしては、「走れるチャンスがあれば、すべて走りたい」。「残りのレースがほとんどないので、1本でも楽しんで走りたい」。そして午後3時からのB決勝。8レーンのスタートから力強く飛び出し、1本目のハードルは倒し、その後もハードルに当たることが目立ちましたが、実力を発揮しトップ争いを展開。結果は1位の選手0.03及ばず13秒95の2位となりました。

B決勝でトップ争いをする髙橋選手(一番手前)
B決勝第2位入賞し、安堵の表情の髙橋選手

試合後、髙橋選手は「迷ったけれどレースに出てよかった。意外と走れるぞと思いました」と、10月に北海道代表として出場するかごしま国体への自信につながったようで、ホッとした表情でした。決勝で3位となった先輩の石川選手(富士通 13秒58)とも言葉を交わし、次は同じ土俵で戦うことを誓っていました。

■女子100mH 村岡柊有(新千歳空港グランドスタッフ

予選1組 3位 14秒16

今シーズンの村岡選手は5月の第10回木南道孝記念陸上のみの出場で、今大会が2度目のレースでした。木南記念陸上でハムストリングの肉離れを起こしてからしばらく休養し、ようやく8月から軽い練習を再開し、4か月ぶりのレースとなりました。

久しぶりの試合でハードルを越える村岡選手(一番手前のレーン)

「ハードルが怖いです」と試合前に話していた村岡選手。無理のできない状態ながら、レース感覚も戻りつつあるといい、予選では予想以上の走りを見せて3位となりました。同じ組に”おしどりハードラー”で知られる髙橋佑輔選手の妻である、髙橋友紀子選手(立命館慶祥中学校・高等学校教員)も出場しており、髙橋選手は14秒23の4位という成績で、良きライバルぶりをみせてくれました。

第3位でゴールする村岡選手(手前)と髙橋由紀子選手(写真奥)
ファンにサインをする村岡選手

レース後村岡選手は、「ハードルとの距離感がつかめずに怖くて腰が引けていたのですが、今日は怖くないと自分に暗示をかけて、突っ込みました。13秒80くらいはいったかなと思ったのですが、意外と出ていなかったですね。でも今季最高タイムだったので良かったです!」とどこまでも明るい村岡選手でした。

午後5時過ぎ、競技場を後にしようとした時、大阪から来たファンだという男の人が村岡選手を追いかけてきて、サインを求める場面もありました。村岡選手は嬉しそうでした。

女子走高跳 京谷萌子(北海道知内高等学校教員)

13位 / 1m60

夏休みの終盤から休み明けにかけて、とにかく学校業務が忙しくてほとんど練習はできなかったといいます。「出たとこ勝負です」。スパッと割り切って走高跳の会場へ。10時半の公式練習から始まった跳躍は、真夏を思わせる強烈な太陽の下で展開されました。

1m60をクリアする京谷選手

1m55を一発でクリアした後、1m60も1回目の跳躍で見事にクリア。この勢いで1m65もと思っていたら、3本失敗に終わりました。とくに2本目はほとんどクリアできていたのにわずかに手がバーに触れての惜しい失敗でした。

「調子は悪くなかったのですが、思うように跳躍できませんでした。オフシーズンにしっかりと身体をつくって来年は頑張ります!」と京谷選手は明るく約束してくれました。

スタート前の京谷選手
1m65に挑む京谷選手

北海道ハイテクACの正垣雅規代表(学校法人滋慶学園理事)は、「とにかく全員が怪我の状態でした。今日の結果は織り込み済みです。シーズンオフにしっかりと戦える身体をつくり上げて来年の3月の織田記念からリスタートしようとメンバーには伝えています」と話していました。

北海道ハイテクアスリートクラブ
https://ac.hht.ac.jp/

【福岡ベルエポック美容専門学校】学校周辺で地域貢献活動を実施

イベントサポート・出演 ニュース 産学連携 社会貢献

福岡ベルエポック美容専門学校の在校生が9月17日と18日に、日頃お世話になっている地域の方々に感謝の気持ちを込めて、着付けやヘアメイク、マッサージなど普段の学びを活かした地域貢献活動を行いました。この2日間は、万物の生命をいつくしみ、秋の実りに感謝する筥崎宮(はこざきぐう)の秋の大祭「放生会(ほうじょうや)」(9月12日~18日)の期間中で、100万人が訪れるお祭りです。「放生会(ほうじょうや)」は、春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠とならび博多三大祭りに数えられています。

放生会(ほうじょうや) に行く方のヘアメイクを行う学生

在校生たちは、各学科ごとに、様々なサービスを地域の方に提供しました。

美容師科は、学校内にサロンを開き、地域の方々を招いて、シャンプー&スタイリングの施術を実施。
ヘアメイク科とブライダルヘアメイク科は、「放生会(ほうじょうや)」の最終日18日に、ゆめタウン博多で、来場者に浴衣の着付けとヘアメイク、ネイルの無料施術を行いました。

シャンプーの施術をする美容師科の学生

トータルビューティ科は、学校の近くにある博多区の大浜公民館で地域のお年寄り向けに行っている「大浜ふれあいサロン」に参加。年配の方々にハンドマッサージや肩もみのサービスを行いました。 「大浜ふれあいサロン」では健康相談や認知症予防の体操、手工芸などの活動を毎月一回行っています。

ハンドマッサージを行うトータルビューティ科の学生

ビューティWEBデザイナー科は、学校周辺の地域活性化を願い、近隣のお店を訪問し、おすすめ記事を作成。SNSにて発信し、PRのお手伝いをしました。

学生の中には、年配の方々との交流を行う中、亡くなった自分のおばあちゃんの姿と重ね合わせ、涙を流す姿も見られました。

ヘアスタイリングを行う美容師科の学生

学生たちが普段お世話になっている地域へ貢献するための活動ではありましたが、施術を行うことで学生たち自身が地域の方々から喜びや感動、パワーを受け取った一日となりました。

今後も地域の方々へ向けて、様々な活動をしていきたいと思います。

サロンの呼び込みを行う学生

 

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【東京メディカル・スポーツ専門学校】葛西消防署より感謝状をいただきました

ニュース 社会貢献

東京メディカル・スポーツ専門学校は、2023年9月9日「救急の日」、学校周辺のエリアを管轄する葛西消防署(東京都江戸川区)より、日頃の救急救命活動への貢献に対し、感謝状を賜りました。

葛西消防署の方と柔道整復師科学科長

本校の柔道整復師科では毎年学生向けに救急救命講習を実施しており、この感謝状の授賞は、その継続的な実施に対して評価をいただいたもの。

葛西消防署の方が本校までお越しくださり、署長名の感謝状を手渡しくださいました。代表して柔道整復師科学科長が受け取りました。

感謝状授与の様子

今後も医療・スポーツの現場で活躍する人材を育てる学校として、救急救命活動や救急救命講習の実施に積極的に取り組んでまいります。

立派な感謝状をいただきました

 

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中学生対象お仕事体験イベント「職業体験フェスタ2023」を北海道7校で合同開催

イベントサポート・出演 ニュース

8月11日、北海道ハイテクノロジー専門学校/北海道エコ・動物自然専門学校/札幌看護医療専門学校/札幌ベルエポック美容専門学校/札幌ベルエポック製菓調理専門学校/札幌ミュージック&ダンス・放送専門学校/札幌デザイン&テクノロジー専門学校の北海道7校の合同で、学校を会場にして、お仕事体験イベント「職業体験フェスタ2023」を開催しました。このイベントは、職業体験フェスタ実行委員会(事務局・札幌看護医療専門学校内)が主催し、体験ブースを出展。中学生が40職種100種類以上の職業を自由に体験できる企画です。北海道教育委員会、札幌市教育委員会の後援のもと、北海道警察や学校法人滋慶学園の子育て支援施設「フーレめぐみの」などの協力を得て、開催に至りました。

ダンスレッスンを体験する中学生の皆さん

札幌市内の中学生を中心に約800名が来場。保護者など約600名を含めると総来場数は約1400名にのぼり、どの会場も熱気に満ちあふれていました。

この『職業体験フェスタ』の最大の目的は、お仕事体験を通して早期の職業認知と自己発見をすることです。中学生を中心に多数の保護者も参加し、来場者のこのイベントへの興味の高さを伺うことができました。友達同士で来場し、イベントのスタートから終わりまで滞在するグループも複数見られ、アンケートでも「もっと体験したかった」という声が聞かれるなど、来場した中学生や保護者の方に大好評でした。

歯科衛生士体験
救命救急士が実際に行う心肺蘇生を体験

職業体験の内容は、IT・ゲーム・テクノロジー・エンタメ・音楽・医療・動物・美容・製菓・公務員・保育など100種類以上。警察官や消防士の体験ブースも設けました。また“進路探しデビュー”として「楽しんで知ってもらう」体験では、ヘアメイク、ダンスレッスン、カフェ・パティシエなど様々な体験をしていただきました。その他、適職診断や職業相談ブースも常に賑わい、来場した中学生の皆さんは、自分に向いている職業への関心や、色んな仕事への興味が膨らんだ様子でした。

来場した中学生にヘアアレンジとメイクをするヘアメイク体験
カフェ&パティシエ体験でスムージー作成

この『職業体験フェスタ』の後、各校のオープンキャンパスに参加する中学生も増え、一人ひとりの自己発見・職業認知が進んだようです。来年2024年は8月に2日間の日程で実施を予定しています。たくさんの方のご来場をお待ちしております。

 

 

札幌看護医療専門学校
https://www.snm.ac.jp/

北海道ハイテクノロジー専門学校
https://www.hht.ac.jp/

北海道エコ・動物自然専門学校
https://www.heco.ac.jp/

札幌ベルエポック美容専門学校
https://www.sapporo.belle.ac.jp/

札幌ベルエポック製菓調理専門学校
https://www.foods.belle.ac.jp/

札幌ミュージック&ダンス・放送専門学校
https://www.ssm.ac.jp/

札幌デザイン&テクノロジー専門学校
https://www.sba.ac.jp/

子育て支援施設「フーレめぐみの」
http://fu-re.hht.ac.jp/

【東京ウェディング・ホテル専門学校】1期生から8期生までの同窓会を開催

ニュース

東京ウェディング・ホテル専門学校(旧 専門学校 東京ウェディングカレッジ)の同窓会が2023年8月22日、ホテル雅叙園東京にて開催されました。コロナ禍の影響で実施が叶わず、2021年2月の幹事会以来、2年半振りの開催となりました。『専門学校 東京ウェディングカレッジ』として2014年に学校が設立された1期生から、2020年に『東京ウェディング・ホテル専門学校』と校名変更され、今春卒業した8期生までの総勢61名の同窓生と15名の教職員・講師が一堂に会しました。学校と卒業生とのネットワークをより強くする盛大な同窓会となりました。

同窓生61名、教職員15名が一堂に会した同窓会の様子

第1部の総会では、現同窓会副会長の久保田さんの司会進行によって、新役員として、会長 奥富さん、副会長 上野さん、幹事 水久保さんが紹介されました。また、次回の同窓会開催や学校行事への協力についての承認がなされました。

土田学校長の挨拶の後、山浦教務部長代理が学校の近況について報告しました。そして日本ウェディングスタイリスト協会の遠藤智緒里先生から、これからの20代、30代が女性として素敵な人生を送るポイントについて、ご講話いただきました。

講話中の遠藤先生

第2部の懇親会では、ホテル雅叙園東京の料理を楽しみながら、卒業の期を越えて先輩・後輩の交流を深めるとともに、情報を交換し合いました。参加できなかった教職員からのメッセージやメモリアルVTRも流され、懐かしい学生時代を思い起こす貴重な時間となりました。同窓生の近況報告では、ウェディング業界で活躍している話もあれば、卒業後の辛い経験や再就職支援に関する相談などもありました。

同窓生で交流を深めました

2024年は本校設立から10周年の節目となります。来年の2024年8月、今年度の卒業生である9期生も含めた参加により、今年よりも更に盛大に開催することを約束して、盛会のうちに終えることができました。次回も愛校心を持った卒業生達が集合してくれることでしょう。

土田学校長(右)と司会を務めた久保田さん(左)

来年の盛大な開催を約束しました

引き続き同窓生とのネットワークも大切にしながら、学校運営を行っていきたいと思います。

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【東京福祉専門学校】在校生が『パリ2023世界パラ陸上競技選手権大会』で金メダルを獲得!

ニュース

東京福祉専門学校 作業療法士科3年に在籍する松本武尊さんが、2023年7月8日~7月17日にかけて、フランス・パリのシャルレティスタジアムにて開催された『パリ2023世界パラ陸上競技選手権大会』に出場し、団体競技の400mユニバーサルリレーで金メダルを獲得しました。ユニバーサルリレーは、「視覚障害」「切断・機能障害(立位)」「脳性まひ(立位)」「車いす」の障がいカテゴリー順にトラック1周(400m)を手や背中にタッチして次走者につなぐ男女混合の競技です。

金メダルを獲得したユニバーサルリレーのメンバー(左から2人目が松本さん)

個人種目として、男子400m(脳性マヒなどのクラス)にも出場し、55秒85の記録で4位に入賞。自身が持つアジア記録(55秒90)を更新しました。両種目での、来年のパリ・パラリンピック出場枠を獲得に貢献しました!

松本さんは現在22歳。中学生の時から陸上部に所属し活躍していましたが、高校2年生の時に、自宅で激しい頭痛に襲われ、緊急手術。小脳出血が原因でした。回復後も後遺症が残り、一時は車椅子生活を覚悟するほどでした。しかし、懸命にリハビリに取り組み、大好きな陸上での活躍を目指し、努力を続けました。

ユニバーサルリレー表彰式の様子

高校を卒業してから本格的にパラ陸上のアスリートを目指してレースに挑戦。男子100m、400m(脳性マヒなどのクラス)で日本新記録を更新して注目されました。そして2021年4月、本校の作業療法士科に入学。同年9月には東京パラリンピックに出場し、個人種目で入賞するなど、健闘しました。

表彰式後にメダルを披露

松本さんが作業療法士を目指したきっかけは、医師に「将来的には歩けるようになっても、よちよち歩きだろう」と告げられながら、リハビリの先生の支えで、陸上の舞台に立てるまで回復できたことにあります。かつて入院先の病院で、東京福祉専門学校の実習生とリハビリを通じて交流したことでこの仕事に憧れを抱き、本校への入学を決めたそうです。

「作業療法士は自分の経験を活かせる天職。人生のどん底を味わった私だから、何かできることがあると思う」と語る松本さんは今日も競技に、学習に励んでいます。

大会が行われたパリにある凱旋門の前で

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【北海道エコ・動物自然専門学校】北海道ペットフェスティバルで会場運営ボランティアやスタッフとして活躍!

イベントサポート・出演 ニュース 産学連携 社会貢献

北海道エコ・動物自然専門学校 総合ペット学科の学生たちが、2023年6月3日、4日の2日間に札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催された『第6回北海道ぺットフェスティバル』に会場運営のボランティアや学校紹介ブースのスタッフとして参加しました。

このイベントはペットファンが集い、喜びを分かち合う北海道最大級のペットイベントで、かわいいペットやペットグッズなどが大集合。ダックレースや里親譲渡会なども行われ、「出会い!ふれ合い!遊びたい!」をテーマに毎年実施されています。

ボランティアの学生たちは、会場内の数カ所に設けられたペットの水飲み場、及びトイレの案内・管理のほか、会場内清掃や受付補助等を行い、来場したペット達や来場者の方々に快適に過ごしてもらうべく、精力的に貢献しました。

ジョイフル君と一緒にイベントを盛り上げました!

本校の授業の一部を紹介する、学校紹介ブースも出展。フォト授業の講師の先生にご協力いただき、ペット写真を撮影するイベント「愛犬写真撮影会」も行いました。参加者には大好評で、両日ともあっという間に予約が埋まり、大盛況のうちに終了しました。

大盛況だった「愛犬写真撮影会」のフォトブースを準備する学生や教職員

フェスティバルを主催している会社や他のブースの出展企業には、多くの卒業生が就職しています。今回のイベントにもスタッフとして多数参加しており、折を見ては母校のブースに立ち寄ってくれたりと、在校生や先生方と卒業生との和気あいあいとした雰囲気が印象的でした。

さらに最終日の終了間際には、各出展ブースの企業の方々が運営ボランティアやスタッフとして参加した学生たちの労をねぎらい、たくさんの試供品等を学生一人ひとりにプレゼントしてくださいました。

学生たちにとって、充実した貴重な2日間となりました。

ペット用品も多く販売。かわいい犬のおもちゃも。

 

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【東京コミュニケーションアート専門学校】高校生・中学生の企業プロジェクト「クリエーティブ甲子園」を実施。816作品の中から受賞者が決定!

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東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)では1988年の開校以来、業界とともに創造力豊かなベストクリエーターを育成するために、徹底した「産学協同教育」を実践して参りました。本校が実施している「クリエーティブ甲子園」は、企業より課題を頂き、実際の仕事を経験する企業プロジェクトです。TCA独自の業界との太いパイプを活かし、高校生を対象に企業様から課題を頂く形で2009年に始まり、今年で15年目を迎えます。今回から対象を中学生に広げ、募集を行いました。

受賞者の皆さんと本学顧問で審査員の本間昌先生(左から3番目)、大竹教務部長(一番左)

「クリエーティブ甲子園」は、生徒たち自ら取り組み、将来の仕事や進路選択に役立ててもらうプロジェクトとして、毎年2回程度実施しています。第28回を迎えた今回は、株式会社明治アドエージェンシー様より代表的なお菓子である「マーブル」「アポロ」について、【箱や袋の形にとらわれず自由にデザインしよう!】という課題を頂きました。中学生・高校生ならではの視点でデザインをしてもらい、過去最高の応募数となる【全816作品】の中から、最優秀賞の明治賞(1作)、優秀賞(2作)、学校長賞(1作)、団体賞(2作)の4つの賞に6作品が選ばれました。今回の受賞者はすべて高校生でした。

審査を行う篠崎正典学校長(左)と、本校顧問の本間昌先生

審査員には、本校の教育顧問で、明治アドエージェンシー 元常務取締役クリエイティブ統括本部長の本間昌先生と、学校長の篠塚正典先生を迎え、審査していただき、8月5日には表彰式を実施しました。

授賞式の様子

株式会社明治様は、100年にわたり「食と健康」のプロフェッショナルとして、常に業界をけん引する大手食品会社です。赤ちゃんからご高齢の方まで、あらゆる世代に向けた商品ラインナップを展開しています。ヨーグルトの正統「明治ブルガリアヨーグルト」、90年以上も続く「明治ミルクチョコレート」、可愛いフォルムのチョコレート「アポロ」、カップアイスの定番「明治エッセルスーパーカップ」、スポーツ栄養飲料「ザバス」など、多数の食品を通じて「おいしさ、楽しさ、健康、安心」を世界に拡げています。

校内にてパネル展示しました
全国から816点の応募がありました

応募があった全816作品をパネルにし、8月5日から27日まで学内で展示しました。
展示期間中には、沖縄県や福岡県などから見学にお越しになられた方々もいました。15年の歳月を経て、「クリエーティブ甲子園」のブランドが浸透してきたことを実感しました。今後もさらに、本校TCAや「クリエーティブ甲子園」のブランド力を高めていけるよう努めて参りたいと思います。

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【東京ベルエポック製菓調理専門学校】若年層献血者への啓発活動として“献血ルーム feel”でドリンク提供を実施

ニュース 現場実習・インターンシップ 産学連携 産官学連携 社会貢献

東京ベルエポック製菓調理専門学校のカフェビジネス科の学生が、日本赤十字社が管轄する“献血ルーム feel”(東京スカイツリータウン・ソラマチ10F)と協力し、10代、20代の新たな献血者を増やすべく、献血の必要性をPRする啓発活動として “献血ルーム feel” にてドリンク提供を行いました。

献血をしてくださった方へオリジナルドリンクを提供

日本赤十字社の資料によると、輸血用血液製剤を使用されている方の約85%は50歳以上。一方で、献血いただいている方の約60%は50歳未満で、この世代の方々が輸血を支えています。しかし、若年層(10代~30代)の献血者数は減少傾向にあり、少子高齢化が今後ますます進むと、将来の輸血の安定供給ができなくなる恐れがあります。こうした現状を踏まえ、10代、20代の新たな献血者を増やし、将来への献血へとつなげる活動が必要となっています。今回、このコラボレーションによって話題性を高め、将来の献血へ繋いでいくことが狙いとなります。

献血ルーム feel

“献血ルーム feel” には、献血にご協力いただいた方への水分補給と休憩をするためのカフェスペースがあり、日常的にドリンクを提供しています。今回、本校がコラボレーションをするにあたって、日仏貿易株式会社様より、フランスを代表するシロップ MONIN(モナン)と、ドリンクレシピをご提供いただきました。

献血啓発活動に感化した学生たち

2023年9月1日には、啓発活動のトライアルとして、献血ルームfeelのカフェスペースで塩キャラメルラテとフレーバーレモネード、フレーバーモヒートの3種類のドリンクを提供しました。

学生たちが提供したオリジナルドリンク3種
(塩キャラメルラテ、フレーバーレモネード、フレーバーモヒート)

今後も定期的に “献血ルーム feel” にてドリンク提供を行っていく予定です。この活動については、今秋、東京都赤十字血液センターの情報誌に掲載され、情報誌は東京都の赤十字各施設(病院や献血ルーム・献血バス等)や都営地下鉄の主要な駅等のラックにて配布される予定です。

啓発活動の取材を受ける学生たち

専門的にカフェについて学ぶ本校のカフェビジネス科の学生がドリンクを提供することで、若い方々に献血への関心を持っていただきたいと思います。

 

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【北海道エコ・動物自然専門学校】教職員が防災訓練を実施。設備確認・放水訓練から不審者撃退までを実践。

ニュース

北海道エコ・動物自然専門学校は、2023年8月2日に、本校の全教職員が参加する防災訓練を行いました。今年度は例年とは趣向を変えて、建物プランニングから維持・管理、防災マネジメントまでをトータルで行うジケイ・スペース株式会社DUCE、防火設備管理会社様、綜合警備のALSOK様の3社によるご指導の下、防火及び危機管理の観点から、第1部「学校消防設備確認ツアー」、第2部「中庭にて放水訓練」、第3部「不審者対応訓練」の3部構成で防災訓練を実施しました。

真剣に話を聞く教職員

第1部「学校消防設備確認ツアー」では、学校長をはじめ全教職員が校舎内をくまなく歩き、消火器、消火栓、避難経路、防火扉の位置などを、改めて確認。同行していただいた防火設備管理会社の方より、消火器は20mごとに設置が必要ということ、煙や炎による被害を最小限に抑えるために防火扉がどのように有効か等をご説明いただきながら、一つひとつ確認しました。

消火器・消火栓の場所を確認しながら歩きました。

第2部「中庭にて放水訓練」では、使用方法の確認と、実際に消火栓を使った放水訓練を行いました。職員からは「放水の威力が意外とあるため、ホースを支えるだけでも大変」という感想も聞かれ、笑顔ながらも、皆真剣に取り組んでいました。

放水訓練の様子

最後の第3部では、綜合警備 ALSOKの担当者の方より、侵入してきた不審者への初期対応や、刺股(さすまた)を使って取り押さえる方法のレクチャーを受け、実践しました。こちらは、ALSOKのご担当の方が冗談を交えて話されて、笑顔にもなりますが、実際やってみると非常に緊張感がある訓練です。不審者の対応の難しさと、いざという時の対応を実践することにより、しっかりと学ぶことができました。

実際にさすまたを使った不審者対応訓練
訓練ですが、緊張感をもって不審者を撃退します

とても充実した防災訓練となりました。今回の訓練を活かし、学生たちが安心・安全な学校生活を送れるよう対応して参ります。

 

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