陸上 日本グランプリシリーズ「布勢スプリント2023 兼 第38回布勢リレーカーニバル」が6月25日、ヤマタスポーツパーク陸上競技場(鳥取市)で行われ、北海道ハイテクACの高橋佑輔選手(札幌市役所)がグランプリシリーズの男子110mHに、3月に北海道ハイテクノロジー専門学校を卒業した社会人1年生の吉田明香里選手(北央電設株式会社)が一般・高校女子100mにそれぞれ出場しました。高橋選手はグランプリ決勝で第5位に入りました。吉田選手は一般・高校女子で第7位でした。
大会には、北海道ハイテクACのトレーナーで北海道文教大学 医療保健科学部教授(理学療法学)の髙田雄一先生も同行しました。
◆グランプリ 男子110mハードル
高橋佑輔選手(札幌市役所)
予選3組 2着 13秒87
決勝 5着 13秒84 第5位
ここ2レース続けて決勝進出を逃してきた高橋選手は、今回こそはと日本を代表する強豪ハードラーが集まるこの布勢スプリントに賭けてきました。午前中に行われた予選に出場し、好スタートを切って13秒87で2位に入り、4月に行われた織田記念国際陸上以来の決勝進出を決めました。
午後に行われた決勝では、すでに世界選手権出場が内定しており、この種目の第一人者である高山峻野選手(ゼンリン)や予選2組でトップ通過した強敵、野本周成選手(愛媛陸協)、予選で負けている石田トーマス東選手(勝浦ゴルフ倶楽部)らいずれも全日本クラスの強豪が相手。
「身体の動きはとてもいいです」と決勝の前、力強く話していたように、メインスタンド側第9レーンから号砲と同時のリアクションタイム1位の0.128でスタートした高橋選手は、加速をつけて第一ハードルの跳躍に挑みました。
今日は行ける!と期待が湧きますが、跳躍のタイミングがわずかに合わず、腰がハードル上に残る間にトップ集団から遅れをとってしまいました。なんとか追いつこうと必死にハードルを飛び越えますが、最後まで距離は縮まりませんでした。結果は5位、タイムは13秒84でした。
「スムーズに流れるように走りたいのに、走りと跳びがバラバラに分断されてしまいました。スピードは落ちるし、後半には疲れてしまいました」。高橋選手は試合後、悔しそうに話しました。そして、「来年の日本選手権に向けて、シーズン後半でなんとか修正します」と、7月~10月に行われる大会での調整と活躍を誓っていました。
◆ 一般・高校女子100m
吉田明香里選手
予選3組 2着 12秒42
決勝 7着
一般・高校女子100mに出場した地元鳥取県出身の吉田明香里選手は、予選3組を12秒42で走り、トップとわずかの差で2位に入り、決勝Bに進出。
決勝では、スタート直後、早々と身体が起きてしまい、「加速ができなくて、追い上げることが出来ませんでした」と、振り返りました。
7月に行われる鳥取県の国体最終選考会に挑戦します。
今後も北海道ハイテクACのメンバーの活躍にご期待ください!
北海道ハイテクアスリートクラブ
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