11月15日(金)、東京メディカル・スポーツ専門学校(TMS)と東洋言語学院(TLS)のコラボレーション授業が、「理学療法士科の学生によるスポーツドックを受けてみよう!」というテーマで行われました。東京メディカル・スポーツ専門学校 理学療法士科Ⅰ部の学生7名と、東洋言語学院の学生9名の計16名が参加。TMS×TLS国際交流授業は、今回で3回目の開講となります。
スポーツドックとは、「スポーツ版人間ドック」を指し、ケガなく楽しく運動やスポーツを継続できるように運動機能を細かくチェックします。3つのブース(筋力測定・柔軟性測定・姿勢測定)をローテーションしながら身体機能を総合的に評価する内容で、「医療×スポーツ」という東京メディカル・スポーツ専門学校のコンセプトを基にしたオリジナルのプログラムになっています。各ブースに東京メディカル・スポーツ専門学校の教員が1名ずつサポートに入り、理学療法士科の学生が日頃の授業で学んだ知識を最大限に活かして測定に臨みました。
関節可動域や筋力測定の結果を基にエクササイズ指導を行う際には、国籍や言語の壁を越えて、参加者全員が積極的にコミュニケーションを図り、日本語と英語を駆使しながら相互理解を深めようとする姿が見受けられました。
東京メディカル・スポーツ専門学校の学生に行った事後アンケートでは、以下のような感想が寄せられました。
「ストレッチやマッサージを行って効果が出ていたのが、とても嬉しかったです。ただ1人だけ効果が出なかったのが悔しかった。次は効果が出るように、もっと身体やストレッチについて理解を深めて行きたいです。理学療法士としてのやりがいを改めて確認できたのでとても良かったです」
「初めての機会だったけど参加出来て良かったです!外国の人たちと初めてこんなに会話をしました。英語が喋れるとこれからの可能性も広がると思うので、これを機に英語の勉強をしたいと思います」
「自分が理解出来ていることを、相手に分かりやすく伝えるという点を磨いていきたいと思いました。そして、そのためのアプローチをより詳しく学習するべきだと思いました」
「いろんな人の身体に直接触れてチェックができ、いい経験になった。なにより日頃交流のない海外の人と関わることができて良かったです」
これからも双方の学生にとってより良い学びの機会を提供できるよう、継続的な国際交流プログラムのアップデートを図っていきたいと思います。