東洋言語学院では、今年4月から自転車にも「青切符制度」(交通反則通告制度 )の適用が始まったことを受け、留学生の交通安全教育に力を入れています。本校の学生の約60%が東京都江戸川区内に居住しており、自転車は多くの学生にとって通学や日常生活を支える重要な移動手段です。一方で、来日間もない留学生にとっては、日本の交通ルールが母国と異なる点も多いことから、気付かないうちに危険な運転をしてしまう可能性もあります。そこで、学生たちが地域社会の一員として責任ある行動が取れるよう、独自の学習プログラムの導入に加え、警察官による交通安全講習なども実施しました。

本校が所在する江戸川区に限らず、日本社会では外国人住民が増加しており、地域社会における相互理解やルールの共有がますます重要になっています。日本のルールを知識として学ぶだけでなく、学生一人ひとりが地域の中で実践し、安心して生活できるようになることが、自律した留学生活につながると考えています。
こうした考えのもと、本校では新たな自転車関連法規を反映した独自のオンライン学習プログラムを導入しました。警視庁のガイドラインをもとに、留学生にも理解しやすい表現で構成した「学習講習」と「確認テスト」を実施しています。講習とテストを修了し、合格した学生にのみ駐輪ステッカーを交付することで、交通ルールへの理解と安全意識の定着を図っています。


また、毎朝の登校時の挨拶運動では、イヤホンの使用やスマートフォン操作などによる「ながら運転」について声かけを行うなど、日頃から交通安全への意識を高められるよう働きかけています。

さらに、こうした取り組みをより実践的なものにするため、警察の皆様にもご協力をいただいています。5月14日に実施した防災・事故防止訓練では、葛西警察署の警察官による交通安全講習を実施しました。
講習では、「青切符制度」の概要や交通ルールを守ることの重要性について、具体的な事例を交えながら分かりやすく説明していただきました。警察官から直接話を聞くことで、学生たちにとって交通ルールをより身近なものとして考える良い機会となりました。
今後も、警察をはじめとする地域の皆様との連携を大切にしながら、交通安全教育を含めた留学生の生活支援に継続して取り組んでまいります。
