【東京メディカル・スポーツ専門学校】国際メディア教育学会にて研究発表を行いました!

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 8月22日(木)、東京メディカル・スポーツ専門学校の教員が、明治大学中野キャンパスで開催された教育工学分野の国際学会 ICoME(International Conference for Media in Education、国際メディア教育学会)において研究発表を行いました。

国際学会で発表する須藤先生

 発表したのは本校の理学療法士科Ⅰ部の須藤久也先生で、演題は「Relationships Between Psychological Traits on Study Habits Through a Learning App (学習アプリによる学習習慣と心理学的特性の関連)」。本校で導入している学習アプリ「Monoxer(モノグサ)」を利用して日々コツコツと、真面目に自己学習している学生の特性を明らかにすることを目的に、学習ログ(デジタル化された学びの記録)を用いたデータ分析を実施しました。
 分析の結果、Grit(やり抜く力)という心理学特性の数値が高い学生ほど学習習慣が身についているということが示唆されました。今後の展望としては、学習習慣のない学生に対して「勉強しなさい」と強制するような指導ではなく、Gritのような非認知能力の向上を目的とした教育プログラムを開発し、その介入の結果として学習習慣を身につけることができるのではないかという仮説を検証するような実践研究を計画しています。

明治大学で開かれた国際学会ICoMEの看板

 この学会では、他国の研究者との交流を通じて、お互いの国の教育に対する考え方の共通点や相違点を知ることができ、研究者および教育者としての視野をより大きく広げることができました。これからも積極的に国際会議における研究発表を継続し、その経験を国際教育の一環として学生に還元していきたいと考えています。

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