「滋慶学園グループ トリミングコンテスト全国大会」が2024年1月30日に、大阪・梅田スカイビルタワー ステラホールにて、イオンペット株式会社のご協力のもと、産学連携コンテストとして開催されました。このトリミングコンテストは、北海道、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の全6校の代表が大阪に集結し、トリミング技術No.1を競うもの。2年間、もしくは3年間、各学校で技術を磨いた若きトリマーたちがプライドをかけ、勉学の成果を発揮します。
今大会では全国6校から各学校の予選を勝ち抜いた精鋭 代表学生18名が出場。コンテスト課題であるトイ・プードルのテディベア・カットに挑戦しました。北海道エコ・動物自然専門学校からは2年生2名の学生が代表として出場し、2人とも見事入賞を果たしました。
課題のテディベア・カットではプードルの骨格を意識しつつ、その犬の短所をカバーして長所を伸ばし、最大限に犬の可愛らしさや格好良さを表現します。またカットだけではなく、シャンプーやブローが忠実に行われていなければカットの表現も難しくなり、審査の減点対象にもなります。
本学の代表学生2人は、昨年12月に学内で行われたコンテストの予選を勝ち抜いて、全国大会の出場権を獲得。学生達は、緊張しながらも同級生からのメッセージ動画や、大阪に研修で来ていた1年生の応援を受け、これまで学んできた基本と個々の感性を十分に発揮した結果、2人とも入賞を手にすることができました。
審査員の先生方からは、「全体のバランスが良かった」「出場者の中で顔が一番かわいくカットできていた」「欠点をカバーしてカットできている」などのお褒めのコメントや、アドバイスとして「カット時の犬との距離や目線の取り方」「鋏(はさみ)の使用方法」などを教えていただきました。出場した学生2人は3年生への進級を目前に新たな改善点や目標を明確に出来た貴重な機会となりました。
学生達のコンテストのほか、イオンペットで活躍されている現役グルーマーのカットの実演も行われ、プロの技を間近で見学することができ、1年生にとってもいい刺激になったことでしょう。
次年度以降も良い結果を残せるよう、学生達のサポートを最大限行っていきたいと思います。