【北海道ハイテクノロジー専門学校】マラソン大会の救護活動で心肺蘇生―学生の初動対応が人命救助につながりました

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 5月17日(日)、苫小牧市、千歳市などをまたぐコースを走る「ノーザンホースパークマラソン2026」が開催され、北海道ハイテクノロジー専門学校の学生が救護のサポートスタッフとして参加しました。大会中、コース上でランナーが倒れているとの連絡を受け、現場にいた学生たちが直ちに対応。ランナーの意識・呼吸を確認するとともに心肺蘇生を実施し、迅速な初動対応で人命救助へとつなげました。

救急救命士学科2年生の救護サポートチーム。バトンをつないで人命救助

 救護活動をしたのは救急救命士学科2年生です。大会運営を支える救護サポートスタッフとして、AED対応や救護補助などを担当し、ランナーが安心して競技に臨めるよう活動していました。
 緊急連絡を受けて現場へ駆け付けた学生たちは、倒れているランナーの意識・呼吸確認を行い、複数名で連携しながら通報対応とAEDの装着、CPR(心肺蘇生)を開始しました。

救護ボランティアの注意事項を真剣に聞く学生たち
早朝の集合でしたが元気に参加!

 学生たちは、周囲の安全確認や救護本部にいた教員との情報共有など、それぞれが役割を分担しながら対応を継続しました。さらに、居合わせた医師や看護師、救急救命士とも連携し、救急隊への引き継ぎまで冷静に対応しました。その後の救急車での搬送時には、ランナーの心拍が再開しました。

ランナーのご家族から感謝のメッセージ

 今回の対応は、学生主体で行われた初動対応であり、日頃の授業や実技訓練で培った知識や技術を実際の現場で発揮する貴重な経験となりました。現場での対応を通して、学生たちは「命を守る」という責任の重さや、迅速な判断、チームで連携することの重要性を改めて実感する機会にもなりました。

後日、ランナーのご家族より学校宛に感謝のメッセージをいただきました。

「迅速なAED対応と心肺蘇生のおかげで、父は意識を取り戻すことができました。家族一同、心より感謝しております」

 本校では、地域連携活動や現場実習を通して、実践的な学びを大切にしております。これからも地域社会と連携しながら、現場で求められる知識・技術・判断力を備えた人材の育成に取り組んでまいります。

担当するポイントに向かい、救護のサポート活動

学生たちが語ってくれた感想

・救急救命士学科、福田さん【ハイテク救急車に同乗して活動】
 今回の救護活動で初めて意識のない方に関わりました。私は先生とともに現場に向かい、AEDの実施に関わりましたが、実際に人に対して行うことに強い責任感と緊張感を感じられる経験になりました。私が対応したのはほんのわずかのことなのに、その場の緊張感や空気感が強く感じられました。また意識が回復されたことで、迅速に対応することの重要性も学べました。今回の経験を活かして、これからも現場に必要とされる人材になれるよう精進していきたいです。

・救急救命士学科、間澤さん【AED隊として現場で活動】
 ノーザンホースパークマラソンの大会で救護活動に参加させていただきました。初めて意識のない方に対応し、私はAEDを持ってきたり情報を伝えるなど些細なことしか出来ませんでしたが、周りの方々に助けていただき迅速な対応が出来たと思います。今回の件で周りとのコミュニケーションの大切さや迅速な判断力の必要性を学びました。経験した事のない緊張感と責任感を実際に体験し、非常に大きな経験になりました。今回の経験を忘れずに信頼される救命士を目指したいです。

・救急救命士学科、山森さん【AED隊として現場で活動】
 今回の救護ボランティアでは初めてCPA(心肺機能停止)の対応をしました。私は主に電話連絡を担当しましたが、実際の現場は想像する以上に緊迫しており、迅速な判断や情報共有、周囲との連携が重要だと強く感じました。また、初めて人の生死に関わる現場を経験し、自分の無力さや知識・経験不足を実感しました。今後はどんな状況下でも行動できる人間になりたいと思います。そのために知識や技術を身につけて自信をつけたいです。

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