【東京メディカル・スポーツ専門学校】地域とつながる学びのフィールド―理学療法士科の学生が「えどがわパラスポーツ体験会」をサポートしました!

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 11月9日(日)、東京都江戸川区スポーツセンターで「えどがわパラスポーツ体験会 in スポーツセンター」というイベントが開催され、東京メディカル・スポーツ専門学校の理学療法士科1年生と2年生が参加しました。このイベントは、障がいのある方を対象に、誰もがスポーツを楽しめる機会を提供することを目的としており、学生たちは運営補助やストレッチブースの担当として活躍しました。

アーチェリーのサポートをする学生

 会場では、ボッチャ、車いすスポーツ、卓球、トランポリン、エンジョイアーチェリー、フライングディスク、フェンシングなど、さまざまな種目が行われました。学生たちは競技のサポートや誘導、参加者とのコミュニケーションを通して、現場で求められる対応力や観察力を養いました。また、自ら障がい者スポーツを体験することで、障がいのある方の視点や競技中の身体の使い方を肌で感じ、リハビリや運動支援の在り方への理解を深めることができました。

 本校が担当したストレッチブースは86名の方にご利用いただき、学生たちは一人ひとりの身体の状態を観察し、学んだ知識を活かしてストレッチを実施。多くの来場者から「身体が軽くなった」「丁寧に対応してもらえた」といった感想をいただきました。

コミュニケーションをとりながらストレッチ
笑顔を絶やさず対応しました

 また、同時に開催された「東京2025デフリンピック」PRコーナーでは、手話体験や元デフ水泳選手の藤原慧さんのトークショーにも参加。障がい者スポーツへの理解を一層深めることができました。

学生たちは車椅子バスケットも体験
射的体験の様子

 活動後の振り返りでは、学生から「障がいのある方が安心して運動できるように支援することの大切さを実感した」「自分から積極的に声をかけることができるようになった」「将来、臨床の現場でも相手に寄り添う姿勢を忘れないようにしたい」といった感想が多く寄せられました。

 今回の活動を通して、学生たちは地域の方々や障がいのある方々と交流を深め、理学療法士としての専門性だけでなく、人と関わる温かさや支援の重要性を改めて学ぶことができました。本校では、今後も地域貢献を通して得られる実践的な学びを大切にしていきます。

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