【北海道ハイテクノロジー専門学校】地域の元気と交流を促進―日高地方の浦河町で健康教室を実施しました!

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 北海道ハイテクノロジー専門学校では、地域貢献と学生の学びの機会創出を目指し、様々な活動に取り組んでいます。今回、日高地方の浦河町と一般社団法人ZeroNextOneとの連携で実施した、健康教室「HiTechスクール in 浦河町」について紹介します。

 ZeroNextOneは、運動・スポーツを通じて子どもからお年寄りまで地域の人々の健康増進につとめている団体です。3月26日の浦河町での健康教室は、地域の方々を対象に「鍼灸治療&動作分析を体験してみよう」というテーマで実施。本校スポーツ鍼灸アナリスト学科の常通道夫先生と宮越俊明先生が講師を務めました。

健康教室「HiTechスクール in 浦河町」。地域のお年寄りらが集まりました

 健康維持に役立つツボの知識や鍼灸治療の基本についての分かりやすい解説に加え、鍼やお灸がどのように体に作用するのかといった基礎から、日常生活で活かせるセルフケアの方法まで、丁寧な説明が好評でした。さらに、転倒予防のための体の使い方に関するレクチャーや、実際に動作を記録・分析できる専門機器を用いた実習、体組成を測定できるINBODY体験など、内容も盛りだくさん。参加者たちは終始、熱心に耳を傾け、積極的に質問や体験をしていました。

イベント終了後、たくさんの貴重な感想をいただきました。

 参加者からは、「とても満足です。浦河町には治療院や病院が少ないので、今回のような内容を実施してもらってすごくためになった」「次はいつ来ますか?ぜひまた実施してほしいです!」といった、継続的な開催を望む声が数多く寄せられ、今回の取り組みが地域にしっかりと根付き始めていることを実感。中には「家族にも内容を伝えたい」とメモを取っている方もおり、健康に対する関心の高さが感じられました。

「鍼灸治療&動作分析を体験してみよう」というテーマ。参加者も楽しみました

 ご協力いただいた浦河町教育委員会からは、「浦河町には『地域による健康格差をなくす』という事業方針があり、最新の情報を町民に届けられるのはありがたい」「体育館も新しくなるので、スポーツ事業も盛り上げたい。今度は子どもや保護者、指導者を対象にした企画もお願いできないか」などのコメント・要望もいただき、今後の地域連携や教育面での広がりに期待が寄せられています。

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