【東京ベルエポック製菓調理専門学校】『りんご狩りの食材研修』と『業界コラボ特別実習』を実施~収穫からデザート作成までを学びました

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東京ベルエポック製菓調理専門学校では、今年4月に入学したパティシエ科の1年生を対象に、9月29日、関東最大のりんごの産地“群馬県沼田市”で、りんご狩りの食材研修を行いました。

りんごを目の前にして笑顔の学生たち

ホテルオークラ東京ベイの加藤高康シェフにも同行いただき、当日は東京から約2時間半バスに揺られながら、群馬県沼田市のりんご農園を目指しました。到着後、大きなお椀に盛られたうどんとそばの昼食で、腹ごしらえを終えた後、農園へと向かいました。

農園に入ると、真っ赤に染まったりんごが実り、晴れやかな快晴と共に、とても美しい光景が学生たちを出迎えてくれました。今年の4月に温暖な気候と急な冷え込みが重なったことにより、深刻な凍霜害(とうそうがい)が発生しましたが、農家の方々の知恵や知識をもとに対策を講じたため、被害を最小限に抑えることができたとのお話も伺うことができました。

自分の収穫したリンゴを見つめる学生たち

実際に収穫し、お話を伺うことで、食材のルーツを知り、私たちの手元に届くまでには農家の方々の限りない努力があるということを、身をもって学ぶことができました。学生自らりんごを収穫し、品種によっての香りや食感の違いをたっぷり味わい、学校へと帰路につきました。

収穫したりんごを使ってアップルパイを制作

後日、収穫したりんごを使って、ホテルオークラ東京ベイの加藤シェフにお越しいただき、『業界コラボ特別実習』として“アップルパイ”をつくりました。自分たちで収穫した思い入れのあるりんごを使って行う実習は、普段の実習と比べ学生たちから溢れる笑顔も多く、とても貴重な経験になりました。

加藤シェフから直接指導をうけられる特別実習
完成したアップルパイ

今回の研修と実習を通じて、魅せるデザートの盛り付け方や技術、お客様が目と舌で楽しむことができるホテルのデザートについて深く学ぶだけではなく、食材についての理解を深めることができました。この経験を大切に、今後も学んでいってほしいと思います。

 

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