フランス・パリにある世界有数のインダストリアルデザイン学校「ストレート スクール オブ デザイン」から交換留学生4名が、東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)に来校しました。12月下旬までの3ヵ月間、留学生たちは本校のキャンパスで日本の学生とともに学び、文化的な交流を深めていきます。
この交換留学プログラムは、留学生にとって、専門分野のスキルをより一層高め、国際的な視野を広げる貴重な機会であり、新たな挑戦といえます。
空間デザイン専攻のヘクターさんは、クリエイティビティに情熱を注ぎ、日本の豊かな芸術文化に触れたいという夢を叶えるために来日。3D制作やインクドローイングなどに興味があり、本校での学びを通じてデザイン表現を広げたいと考えています。
プロダクトデザインを学ぶマチューさんは、日本のミニマリズムや機能美に触発され、ユーザーのニーズを満たす革新的なデザインを目指しています。
マチスさんは、家具デザインとテクノロジーに関心を持っており、本校で日本とフランスの文化を融合した作品を創作したいと考えています。
セリアさんは日本語学習にも意欲的で、日本での異文化体験を楽しみにしており、デザインと文化の多様性についての学びを目指しています。
4名は10月3日(木)に来校し、翌週の7日(月)から授業に合流。10月18日(金)に本校で開催されたウェルカムパーティーでは、日本の学生や教職員と交流し、互いの文化について理解を深めることができました。また、新しい友人たちとの出会いのきっかけとなったことでしょう。
留学生の授業期間は12月21日(土)まで続き、12月23日(月)に帰国する予定です。この3ヵ月にわたる日本での経験が、留学生たちの創造性を刺激するだけでなく、異文化理解と新たな視点を得る貴重な時間となることを願っています。