【東京コミュニケーションアート専門学校】江戸川区のご当地ナンバープレートに学生の作品が選ばれました!

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東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)の、グラフィックデザイン専攻、インテリアデザイン専攻、コミックイラスト専攻の2年生が、江戸川区との産学連携プロジェクトとして、江戸川区らしさをイメージできるご当地ナンバープレートのデザインを行いました。江戸川区は、ご当地ナンバープレート導入にあたり、「江戸川区の特色を表現し、地域振興・観光振興に繋がるもの」をコンセプトとしたデザインを地元の学生や一般から募集。

集まった6,149作品の中から複数回に及ぶ選考と一般アンケート投票を行った結果、本校グラフィックデザイン専攻の竹内さんの作品である『煌(きら)めく夜空と靡(なび)く金魚』が見事、採用となりました。18,000以上の一般アンケート投票のうち6,819件という、全体の約36%を獲得しての受賞でした。

採用された竹内さんのナンバープレート『煌めく夜空と靡く金魚』

竹内さんは作品について、「選んでいただいたデザインは、金魚と花火をメインモチーフとし、『未来永劫と平和な暮らしへの願い』を込めて『青海波(せいがいは)』という和柄を使用しています。ぜひ多くの方にこのデザインをつけていただき、江戸川区を全国にPRしてほしいです」と話してくれました。

ナンバープレートのデザインをする竹内さん

このプロジェクトに参加した学生たちにとって、ナンバープレートのデザインをするにあたり、数々の条件や制限がある中で、思い悩む時間も多かったと思います。それだけに、とても有意義な時間と学びが得られたのではないでしょうか。

「走る広告塔」として、地域の風景や観光資源を図柄とすることより、地域の魅力を全国に発信することを目的にスタートしたご当地ナンバープレートの制度。江戸川区以外にも世田谷区、杉並区、江東区、葛飾区、板橋区、市川市、松戸市、船橋市など全国58の地域でスタートしています。

表彰式は2024年2月8日に江戸川区役所で予定されており、今後、国土交通省による審査や視認性等の確認を経て、2025年5月頃に交付が開始される予定です。実際に、街を走る学生の作品をぜひチェックしてみて下さい。

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